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AR/MR 2017.12.04

ARテクノスポーツHADO世界大会 アイドルも参加し盛り上がる

株式会社meleapはARテクノスポーツ『HADO』の世界大会「HADO WORLD CUP 2017」を12月3日に開催しました。昨年に続き2回目の開催となる「HADO WORLD CUP」本大会では、国内外で行われた予選大会を勝ち上がってきた、12チームによる熱戦が繰り広げられました。

現在『HADO』は日本、米国、シンガポール、マレーシア、ベトナム、スペイン、韓国の計7カ国にプレイ環境のある店舗を展開しています。本大会にもベトナムとマレーシアから、海外2チームが参加しました。また、ARという新しいジャンルのスポーツのため、予選を勝ち抜いたチームの中には、『HADO』のプレイ歴が数ヶ月というチームやコスプレーヤー中心のチーム、アイドルやラッパーなどで構成されるチームも現れるなど、多様な参加者が集まる大会となりました。

また「HADO WORLD CUP 2017」には、スマートフォン向けのポータブル充電器などで世界的メーカーであるAnker(アンカー・ジャパン株式会社)が協賛。会場にいたAnker社員に質問したところ「国内でAR/VRのイベントや大会に協賛するのは初めて」とのこと。『HADO』で使用するヘッドマウントディスプレイに差し込むスマートフォンを給電する充電器の提供などで本大会に協力していると話しました。

本戦以外にも開催された大会エキシビジョンマッチでは、ゲスト同士による『HADO』のトーナメント試合も。エキシビジョンマッチを優勝したのは海外各国から編成された「チームKUROFUNE」でした。また「HADO」を初めてプレイしたゲストチーム「恵比寿マスカッツ」のメンバーは、トーナメント初戦敗退直後の控え室で『HADO』の練習を行っていたエピソードが明かされ、ARテクノスポーツに熱中した様子を見せていました。

エキシビジョンマッチに参加した「恵比寿マスカッツ」のメンバー

ブロック戦による予選リーグとトーナメント戦による決勝リーグを制したのはチーム「わちゃごな☆ピーポー」。優勝チームには大会賞金の200万円が贈呈されました。なお2位チームの賞金は50万円、3位チームの賞金は20万円です。他にもベストコスチューム賞(賞金10万円と360度カメラ「Insta360 ONE」)、ベストパフォーマンス賞(賞金5万円と「Google Home」)などの「HADO」ならではのユニークな賞が贈呈されました。

優勝チームの「わちゃごな☆ピーポー」

1位:わちゃごな☆ピーポー(200万円)
2位:SLAM DIVA(50万円)
3位:TNW B(20万円)
・ベストコスチューム賞(デジタルハリウッド大学賞):わちゃごな☆ピーポー(10万円と「Insta360 ONE」)
・ベストパフォーマンス賞(ウルシステムズ賞):NOeSIS HADO部(5万円と「Google Home」)
・ベストパフォーマンス賞:(5万円)
・ベストアタッカー賞:SLAM DIVAの選手(5万円)
・ベストディフェンダー賞:シャケーザ新戦隊の選手(5万円)
・モストランニング賞:わちゃごな☆ピーポーの選手(5万円)

大会表彰式では運営部が「大会では練習をしてきたチームが勝ち上がり、練習をすること強くなっていくというスポーツの醍醐味が感じることができた」と語るなど、全体的に高いレベルの接戦も多く、会場の観客と参加者が一体となって大きく盛り上がった本大会。昨年の1回目から規模を大きくした2回目の「HADO WORLD CUP」が、次回大会でもさらなる拡大を果たすのか、期待したいところです。


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