グーグルはVRアプリ『Google Earth VR』のストリートビュー機能に、新たにナビゲート機能が追加されたと発表しました。これにより、ユーザーはVR上のストリートビューであちこちを移動できるようになります。
配布が開始された『Google Earth VR』のバージョン1.4では、フライオーバー・ビュー(flyover view)で半球が表示れた場所からストリートビューが開始できます。そしてストリートビューで表示されている矢印をコントローラーで選択すれば、360度写真から360度写真へと自由に移動することができるのです。
Take in all the sights with the latest update of @GoogleEarth VR. Now you can navigate through Street View. Get a closer look at architecture or discover hidden paths. Get the update on Steam and Oculus https://t.co/norBUTAJ2s https://t.co/cpIHxCj26w pic.twitter.com/1nGH81e7W4
— Google VR (@googlevr) 2017年12月20日
『Google Earth VR』は今年9月にストリートビューに対応しましたが、その時点では選択した一つの地点の360度写真が閲覧できる、というものでした。しかし今回のアップデートによって、観光地などの好きなように移動できるという、まさに「バーチャル旅行」のような体験が可能になったのです。
また今回のアップデートでは、イメージの読み込み速度が向上しています。これにより、特にインターネットの通信速度が遅い場合の表示速度が改善されています。
『Google Earth VR』はHTC ViveとOculus Riftで利用可能。Oculus Storeでのダウンロードはこちらからどうぞ。
(参照)
Google Earth VR for Steam and Oculus adds immersive Street View navigation / 9to5Google(英語)
https://9to5google.com/2017/12/20/google-earth-vr-steam-oculus-adds-immersive-street-view-navigation/
『Google Earth VR』Release Note(英語)
https://drive.google.com/file/d/0B-FOlsWp-DWJN19IelhfUFpUbnc/view