グーグルの採用ページから、同社がさらなるAR/VRハードウェアの開発のため、人材募集の幅を広げていることが分かりました。
AR/VR開発の人材募集を増加
以前よりグーグルは、“コンシューマー用のAR/VRハードウェア開発に携わり、海外での大量生産を指導した経験を持った”エレクトリカル・エンジニアの募集などハードウェアに関する人材の募集をしていました。
3月10日からは、AR/VRの開発のため、テクニカルハードウェアエンジニアやハードウェアバリデーションマネージャーなどの募集も始めました。
グーグルはテクニカルハードウェアエンジニアとして、工業デザインと人間工学(人間がより自然に使えるような製品デザインを目指す学問)に精通した人材を求めていてます。また、ハードウェアバリデーションマネージャーとしては、AR/VRデバイスの製品検査や最適化を担当するチームの管理ができる人材を探しています。
さらなるAR/VRデバイス開発
グーグルはスマートフォンで手軽にVR体験ができるCardboardを2014年から展開しています。さらに、昨年11月からスマートフォン向けに高品質なVR体験を可能にするDaydreamをスタートしました。
こうした既存の取組に対する増員なのか、それとも2016年より噂されている一体型VRデバイス(スマートフォンやPCを使わない、ヘッドセットのみのモデル)の開発を行っているのか、詳細は明らかになっていません。
フェイスブックやマイクロソフトと同様に、グーグルもAR/VR開発を加速させつつあります。今後もグーグルがどのような展開をするのか期待が高まります。
(参考)
グーグル人材募集ページ https://careers.google.com/intl/ja_jp/
グーグル Job Listings Point to New “Mass Production” AR/VR Hardware in the Pipe
※Mogura VR は、Road to VRとパートナーシップを結んでいます。