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活用事例 2017.03.15

グーグル、AR/VRハードウェアの開発者募集を強化

グーグルの採用ページから、同社がさらなるAR/VRハードウェアの開発のため、人材募集の幅を広げていることが分かりました。

AR/VR開発の人材募集を増加

以前よりグーグルは、“コンシューマー用のAR/VRハードウェア開発に携わり、海外での大量生産を指導した経験を持った”エレクトリカル・エンジニアの募集などハードウェアに関する人材の募集をしていました。

3月10日からは、AR/VRの開発のため、テクニカルハードウェアエンジニアやハードウェアバリデーションマネージャーなどの募集も始めました。

グーグルはテクニカルハードウェアエンジニアとして、工業デザインと人間工学(人間がより自然に使えるような製品デザインを目指す学問)に精通した人材を求めていてます。また、ハードウェアバリデーションマネージャーとしては、AR/VRデバイスの製品検査や最適化を担当するチームの管理ができる人材を探しています。

さらなるAR/VRデバイス開発

グーグルはスマートフォンで手軽にVR体験ができるCardboardを2014年から展開しています。さらに、昨年11月からスマートフォン向けに高品質なVR体験を可能にするDaydreamをスタートしました。

こうした既存の取組に対する増員なのか、それとも2016年より噂されている一体型VRデバイス(スマートフォンやPCを使わない、ヘッドセットのみのモデル)の開発を行っているのか、詳細は明らかになっていません。

フェイスブックやマイクロソフトと同様に、グーグルもAR/VR開発を加速させつつあります。今後もグーグルがどのような展開をするのか期待が高まります。

(参考)

グーグル人材募集ページ https://careers.google.com/intl/ja_jp/

グーグル Job Listings Point to New “Mass Production” AR/VR Hardware in the Pipe

http://www.roadtovr.com/google-job-listings-point-to-new-mass-production-arvr-hardware-in-the-pipeline/ (英語)

※Mogura VR は、Road to VRとパートナーシップを結んでいます。


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