物の触覚を再現する触覚デバイスは世界中で開発が進められています。
触覚デバイスの開発を行っているベンチャー企業Go Touch VRはベンチャーキャピタルから100万ドル(約1億円)の資金調達を行いました。また、開発者向けキットであるDK1の最新バージョンで採用されているデザインを公開しました。
指に装着する触覚デバイス
VRなどの体験において触覚があることで体験はよりリッチなものとなります。Go Touch VRが開発している触覚デバイスは指の先端に取り付ける小さなモジュールで、バーチャルなオブジェクトに接触した際にその感触が体感できるものになっています。
今回は開発者向けキットのDK1のデザインが公開されており、2017年3月に公開された3Dプリンターの出力によるプロトタイプと異なる材質であることが見て取れます。
現在、Go Touch VRは触覚のみに特化しており、指の動きはハンドトラッキングデバイスであるLeap Motionと組み合わせて利用可能です。同社は、現在のバージョンは、各指先に1.5ニュートンの力を与えることができると述べています。
開発者向けキットは現在公式サイトで確認することができるようになっており、また申し込みも可能となっています。
(参考)
Go Touch VR Raises $1 Million for Haptic VR Tech, Shows off DK1 Design/ROADTOVR(英語)
https://www.roadtovr.com/go-touch-vr-raises-1-million-for-haptic-vr-tech-shows-off-dk1-design/