中国VRゲームスタジオ、数千万円規模の資金調達 欧米への展開目指す

VRストラテジーゲーム『MonkeyKing VR(西游保堡)』の開発元であるGeneGamesは、エンジェルラウンドで数百万元(2017年8月17日現在、1元は16.5円程度)の資金調達を完了したと発表しました。VRゲームの他プラットフォームへの移植や、欧米での展開を目指します。

2016年5月、同社はシードラウンドを行い、数百万元の資金を調達しています。今回のラウンドは2017年初に行われました。

臨場感があふれるVRタワー防衛ゲーム

『MonkeyKing VR』は、伝奇小説である『西遊記』に基づいて制作したタワーディフェンスのストラテジーVRゲームです。HTC Vive向けに制作されました。

2016年8月、『MonkeyKing VR』はHTCが運営するプラットフォームViveportにて配信しており、中国全国のVR体験施設でも体験できるようになりました。2017年2月、同タイトルはSteamにも登場し、中国語と英語に対応しています。

GeneGamesは、2017年2月に米国で開催された世界最大のゲーム開発会議GDC(Game Developers Conference)にて、『MonkeyKing VR』を出展しました。会議では、ドイツのゲーム配信企業Softdistributionは同社と契約を結び、同タイトルのHTC Vive版の全世界における配信およびPlayStation VR(PSVR)版のヨーロッパ市場への進出を担当します。

新たなゲーム内容でPSVRにて配信

GeneGamesのCEOである謝飛氏によると、PSVR版の『MonkeyKing VR』は開発をすすめていますが、単純にHTC Vive版のゲームコンテンツの移植ではない、と語ります。

「PSVR版は既存のバージョンに基づいたゲームではなく、斬新なコンテンツを制作し、Viveportに配信されたコンテンツと合わせたシリーズのゲームとなります」と、謝飛氏が語りました。

PSVR版のデモは、9月アメリカで開催予定の全米最大ゲームショウPAXにて展示します。2017年後半に正式リリースする予定。

(参考)
独家首发 | VR游戏公司基因互动完成数百万元融资,《西游保堡》将登陆PSVR
http://www.7tin.cn/news/94836.html

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この記事を書いた人

  • 日本で留学している中国人。AI、VRなど最新技術に関心を感じながらIT企業を目指して就活中の文系生。中国のVR事情を世の中に広げたい。韓国語も勉強中。

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