PCやゲーム機でプレイするVRと違い、スマートフォンで体験するVRは体験者が何を見ているのか、外にいる人が見えないという課題がありました。
その課題は過去のものになりつつあります。
Oculusは5月31日、モバイルVRヘッドマウントディスプレイGear VRをグーグルのChromecastに対応したことを発表しました。この対応により、Gear VRで体験しているプレイヤーの映像をリアルタイムにテレビ等に映し出すことができます。
連携も簡単で、Oculusのモバイルアプリ上で右上のChromecastのマークをタップし、同一ネットワーク内にあるChromecastを選択するのみ。そのまま、VRアプリを起動するとテレビにプレイ画面(視界)が共有されます。
本機能はすでにリリースされており、Oculusアプリの最新アップデートを行うと適用されるとのこと。
グーグルは自社で展開するVRプラットフォームDaydreamもChromecastに対応予定です。
(参考)
Oculus公式
https://www.oculus.com/blog/introducing-chromecast-for-gear-vr-step-into-vr-and-stream-to-your-flatscreen/