サムスンの360度カメラGear360の新型が登場する可能性が高まっています。この情報は、FCC(米連邦通信委員会)の認可製品ファイルから明らかになったものです。
新型Gear 360の特徴とは
FCCのファイルの情報によると、新型Gear360はSM-R210というモデル。2016年2月に発表され、日本でも4月に発売された現行モデルからデザインを一新し、コンパクトなサイズであることがわかります。また、ハンドルスタンドやバッテリー、記憶データが内蔵されています。現行モデルでは。スタンドは内蔵ではなく取り外し式でした。
FCCのファイルに記されていた画像
Gear 360の現行モデル
現行モデルのGear 360では、8K画質での静止画撮影、4K画質での動画撮影が可能でしたが、新型の性能は不明です。非公開の情報として、他にも追加のデバイスの図や使用方法のマニュアルなどもファイルにあるとの記載がありました。
サムスンのスポークスマンは米VRメディアVRScoutのインタビューに対して「発表前の製品なので、コメントは述べられない」と語っています。
3月29日の発表会に注目
360度カメラ以外にも、サムスンは直近で2017年2月にVRヘッドマウントディスプレイGear VRの新モデルとリモコン型デバイスGear VRコントローラーを発表しています。このコントローラーでは、タッチパッドも付いており、ユーザーはモノを選んだり、つまんだり、撃つといったことができ、より快適なVR体験が可能になります。
発売日や価格は明らかになっていません。
サムスンは、3月29日にニューヨークとロンドンで新製品の発表会、Samsung Unpackedを開催します。Gear 360の発表があるのか、またGear VR新型の詳細情報を含めたVRへのさらなる取組がどの程度明らかになるのか、注目したいところです。
(参考)
New Samsung Gear 360 Camera Coming Soon
http://vrscout.com/news/new-samsung-gear-360-camera-sm-r210/ (英語)
サムスン新型Gear360カメラ FFC認可製品ファイル
https://fccid.io/A3LSMR210 (英語)
※Mogura VR は、VR Scoutとパートナーシップを結んでいます。