欧州のゲーム開発者が最も開発しているVRデバイスはOculus Rift 関心のあるVRデバイスはHTC Vive

ゲーム開発者会議GDCは、ヨーロッパにおけるゲーム業界の動向を調査したレポート「GDC Europe 2016 State of Industry Report」を公表しました。

このレポートは、ヨーロッパのゲーム開発者800名を対象にしたアンケート調査をまとめたもの。15カ国から回答が集まり、回答者の20%が英国、17%がドイツとなっています。

コンシューマー機を比べても関心は高い

GDC Europe

まずは、実際に開発を進めているデバイスについての質問への回答です。PC、スマートフォン、PlayStation 4、Xbox Oneに続いて第5位が20%弱のVRヘッドセットです。4位までのデバイスと比べて、新しく、そしてまだ市場が見えていないVRへの開発が既に多くの開発者によって行われていることがわかります。

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続いて関心の高いプラットフォームについての質問。こちらではPCに続き、スマホとPS4を抑えて第2位となっており、実に半数近くがVRヘッドセット向けのコンテンツ開発に関心があるようです。

開発実績が多いのはOculus Rift、関心があるのはHTC Vive

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VR向けの開発を行っている開発者がどのデバイス向けに開発を行っているかの回答がこちら。最多は20%超のOculus Riftです。一方同じPC向けのHTC Viveが次点となっています。2015年は非常に少ないものの、開発機の配布などにより急速に開発者が増えていることがわかります。
また、PlayStation VRもその半分程度ですが着実に開発者を増やしつつあります。
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続いて関心のあるデバイス。第1位はHTC Viveでした。Steamなどのプラットフォームが既に存在しておりマーケットが見えやすいこと、HTC Viveの売行が好調なことなども影響しているかもしていると思われます。

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(参考)
GDC Europe: State of the Game Industry
http://registration.gdceurope.com/GDCEurope-StateOfGame?_mc=blog_x_gdceu_wp_aud_gdceu_x_x-sotieu

この記事を書いた人

  • KFtb1VIM

    慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、環境省に入省。環境白書の作成等に携わる。ECベンチャー勤務を経て、現Mogura VR編集長、株式会社Mogura代表取締役社長。
    現実を進化させることができるVRに無限の可能性を感じ、身も心も捧げている。これまでに体験したVRコンテンツは展示、配信合わせて500作品以上。現在ももちろんコンテンツを体験し続けており、VR業界の情報集約と提供、コンサルティングに強みがある。また、海外の主要なVRイベントでは必ず現地に足を運び、取材やネットワーク構築を行っている。2016年は6回渡米。

    Twitter:@tyranusii

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