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活用事例 2017.09.21

VRのスイートルームで友達とサッカー観戦 米放送大手が推進

アメリカの大手テレビネットワークのFOXスポーツは、視聴者がより興奮できる体験として、VRを推進しています。以前行われた第51回のスーパーボウルやCONCACAFゴールドカップなどのVR配信を行っていました。

現地時間の9月23日20時から行われる、ミシガン州立大学とノートルダム大学によるサッカーの試合を中継予定。あたかも試合会場にいるような体験を可能にするため、1試合を全てVRで配信する予定であることが分かりました。FOXスポーツのほかに、スポーツVRグループLiveLike、ファーストフード会社Wendy’sとの共同で放送が行われます。

仮想のスイートルームで友人たちと観戦

FOXスポーツがVR企業であるライブライクとのパートナーシップを結びました。配信ではライブライク社の双方向通信技術をを使用しています。視聴者は、「仮想のスイートルーム」の中で試合を見ることが可能になります。

複数の高解像度カメラを通してサッカーのプレイを視聴できるほか、気に入ったシーンをリプレイで見直すシステムなどが用意されています。この放送では360度のSkycamが仕様されており、飛行船から試合を見るような視点での視聴もできます。

また、最大4人のFacebookの友人や、ランダムな視聴者と一緒に視聴することもできるほか、VRアプリ内で試合前のアクション、ハーフタイムイベント、ポストゲームの分析などをチェックすることも可能とのこと。

FOXスポーツVRアプリはiOSAndroid、Gear VRのモバイルVRとPC向けヘッドセットであるOculus Riftに対応しています。日本での視聴可否は不明となっています。

(参考)
Fox readies its VR suite for a key college football matchup/engadget(英語)
https://www.engadget.com/2017/09/19/dnp-fox-readies-its-vr-suite-for-a-key-college-football-matchup/


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