Home » 視線追跡できる次世代のVRHMD「FOVE」48万ドルを集めてKickstarterを終了


活用事例 2015.07.05

視線追跡できる次世代のVRHMD「FOVE」48万ドルを集めてKickstarterを終了

7月4日、Kickstarterを行っていたVRHMD「FOVE」が約48万ドル(約5800万円)と当初の目標金額の25万ドルの倍近い金額を集め、キャンペーンを終了しました。

a0f15d34356c1cb46c7aa86e99034529_original

目標金額の25万ドルは開始72時間で集め終わり、最終的には約48万ドルを1480人から集めました。

FOVEはOculus Riftなどと同様に、360度の体験ができるVRヘッドマウントディスプレイです。最大の特徴は目の動きを認識できるという点。目線でポインターを動かしてシューティングゲームの照準を合わせたり、VR内のキャラクターが目線に反応するコミュニケーションがとれたり、とより自然な認識ができることが特徴です。FOVEの開発チームは、Oculus Riftなどのヘッドトラッキングができる「存在感のあるVR」を第一世代、Oculus TouchやLighthouseといった入力やVRからのフィードバックを感じる「干渉できるVR」を第2世代とした上で、視線追跡などで実現する「感情のVR」が第3世代のVRになるとして開発を進めています。

開発者版の出荷は2016年春に予定しています。


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード