Microsoft Flight SimulatorをVRで体験できるようにするプロジェクトをフライトシミュレーターの大ファンがKickstarterで開始。

「Microsoft Flight SimulatorX」をVRにて体験できるプラグイン「FlyInside FSX」の開発がKickstarterにて開始しています。このプラグインはOculus Rift DK2をサポートしています。

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「Microsoft Flight Simulator X」(FSX)は、マイクロソフトのフライトシミュレータであるMicrosoft Flight Simulator シリーズのひとつで、世界の人気フライトシミュレータ・ランキングにおいて1位に選定されました。開発チームACE studioが2009年に閉鎖された為、この作品は事実上のシリーズ最終作となっています。

Dan Church氏はこの「Microsoft Flight Simulator X」をVRで体験するためのプラグイン開発プロジェクト、「FlyInsideFSX」を立ち上げました。このプラグインの機能が体験できる体験版が無料で配布されています。Dan氏は体験版について、「FlyInsideFSXにはまだやらなければいけない事がたくさん残っていますが、それでも現存するOculus Riftのための最高のフライトシミュレーションです。私がこれまで作り上げたものをこの体験版に詰め込みました。」と語っています。

https://www.youtube.com/watch?v=VZj0PUDC–8

体験版のダウンロードはこちらから
http://alpha.flyinside-fsx.com/

VRでは画面が高速で描画される事によって、VRにいる臨場感を体験することができますが、反応が少しでも遅くなれば、これらの体験は全て崩壊します。Dan氏は、VR愛好家としてこうした遅延の危険性を理解し、「FlyInside」がFSXに必要な計算速度を落とさない事に配慮していると言います。体験版では、細かな計器を見たり、小さなノブの操作をするにはDK2の解像度では煩わしいとの事でPCの画面に映し出す際は4Kの解像度に変更することもできます

Microsoft Flight Simulator の大ファンであるDan氏が開発しているこの「FlyInsideFSX」は、技術以外にも細かな工夫が為されています。実際のパイロットは、何も置いていない空っぽのコックピットにいる訳ではありません。航行に必要な書類やチェックリスト、クリップボードからiPadまでもが彼らの周りに置いてあります。Flyinsideでは、あなた自身のコックピットを持って欲しいとの事で、3D空間にこれらを置く事ができるなど、細かな配慮がされています。7月31日まで、出資者を募っており、原稿執筆時150人以上の出資者から8000ドル(約100万円)以上を集めています。目標金額は13500ドル(約167万円)です。細部まで凝って作られたフライトシミュレーションを是非体験してみたいですね。

(参考)
KICKSTARTER-FlyInside FSX_(英語)
https://www.kickstarter.com/projects/1232710074/flyinside-fsx

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この記事を書いた人

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    先端技術好きなデザイナー。VRでは、MVコンセプトアート制作や360度カメラを使用した企画に関わる。多摩美術大中退、CI開発から書籍装丁等の様々なデザイン業務に従事。 THETA LOVERだゾ。

    Twitter:@sayamecci

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    http://www.moguravr.com/writers/