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ゲーム・アプリ 2017.02.22

ベセスダ『Fallout 4』VR移植は順調 今後は続々?

人気ゲームタイトル『Fallout 4』のVRへの完全移植が進行中であることを明らかになりました。アメリカのコンピュータゲーム会社ベセスダ・ソフトワークスのエグゼクティブ・プロデューサー、トッド・ハワード氏がゲームメディアIGNに対して明かしました。

Fallout 4の移植は順調

昨年、同社は世界最大のコンピュータゲーム関連見本市E3にて、『Fallout 4』のVR移植を発表していましたが、その後は移植の進行状況についての情報をあまり示してきませんでした。

ハワード氏は、「VRへの移植において、インターフェースの変更は行いますが要素の変更はありません。VR版では、もう一度最初から最後までのゲームプレイを楽しめるでしょう。まるでゲーム世界の住人になったように腕を振り、武器を扱うことができます。」と語っています。

E3の段階の「Fallout 4 VR」は、オブジェクトに触れられない、インベントリシステムがVRに対応できていない、テレポート移動に違和感がある、といった問題点があり「大作の予感はするが、このまま発売されれば多くの人の不興をかうことになるだろう」と評されています。そういった問題が解決されれば、Follout 4 VRは大作VRゲームとなることでしょう。

VR移植には課題も

昨年のE3において、ベセスダ社は『Doom』のVR移植についても言及しています。同時に同社は「ベセスダ VR」構想をにおわせており、Fallout 4、Doomをその出発点としているようです。

しかし、ハワード氏はゲームのVR移植に関して以下のようにも語っています。

「移動(歩行)には多くの課題があり、スタジオはこの問題に継続的に取り組んでいます。できるだけ多くのモードを実装したいと思っていますが、解決すべきことが多くあり、その量は信じられないほどです。」

(参考)

Bethesda Head Affirms Ongoing Work on ‘Fallout 4 VR’, Calls it “Pretty Incredible”(英語)

Bethesda Head Affirms Ongoing Work on ‘Fallout 4 VR’, Calls it “Pretty Incredible”

※Mogura VR は、Road to VRとパートナーシップを結んでいます。


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