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ゲーム・アプリ 2017.03.26

『Fallout 4 VR』新たに“衝撃的な”デモをE3で展示へ

ベセスダ・ソフトワークス(ベセスダ)は人気ゲーム『Fallout 4』のVR版『Fallout 4 VR』を開発しています。今年のE3では、Follout 4 VRの衝撃的なデモを公開すると、副社長ピート・ハインズ氏がHip Hop Gamerの動画インタビューに答えています。

海外で注目の集まる『Fallout 4 VR』

『Fallout 4』は、日本では2015年12月に発売されたRPGです。PC、PlayStation 4、Xbox One向けに展開。核戦争後の世界を舞台に、広大なマップと自由度の高いプレイ性が人気を呼んでいるシリーズの最新作ということで、2015年の発売時は全世界で同時に発売され、発売日だけで1,200万本を売り上げました。

2016年6月に開催されたE3にて、ベセスダは『Fallout 4』のVR版を2017年にリリースすることを発表しました。海外では『Fallout 4 VR』は市場で最も期待されるVRゲームの1つです。

ベセスダの開発メンバーは、『Fallout4 VR』が「VR用に調整された完璧で妥協のないFallout4のVR体験だ」と強調しています。

ハインズ氏は、インタビューの中でトッド氏が以下のように言っていると明かしました。

「Fallout4 VRはこれまでの人生で最も素晴らしい体験になるでしょう。VRでのプレイがどんなものか想像できないとは思いますが、頭を回してどちらを向いてもFallout 4の世界が広がる体験はあなたの心を吹き飛ばしてしまうはずです。」

課題となっていた移動方法はどう変わるか

ベセスダが2016年のE3で展示した『Fallout 4 VR』のプロトタイプデモは、非常に初期段階のものでした。Mogura VRで体験をしたライターも、「HTC Viveでの体験は確かに『Fallout 4』の世界にいるというものだったが、プレイ感は荒削りだった印象だった」と語っています。

その要因となっていたのが移動方法です。『Fallout 4』自体はスティックを倒して移動する通常のFPSですが、『Fallout 4 VR』はテレポートで移動地点を決めて移動するというもの。自分が核戦争後の世界でサバイバルを繰り広げる「人間」の動作とはとても思えず実在感が薄れるものだった、とのこと。

ベセスダは、2016年のE3から大きく改良を行い、現状では複数の移動システムが用意されていることを明らかにしています。同社は発売までにできるだけ多くの移動方法を実装したいとしており、公開される新しいデモにおいても新たな移動方法が実装されていることが期待されます。

Fallout 4 VRは今年中に発売予定で、HTC Viveのみに対応する予定です。E3の開催される6月に続報の発表の可能性が高まっています。

(参考)
Bethesda: Fallout 4 VR Will ‘Blow Your Mind’ With New E3 2017 Demo(英語)
https://uploadvr.com/fallout-4-vr-blow-your-mind-e3-2017/
YouTubeのインタビュー
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