買収後から一転 Oculusのフェイスブック色強まる

Oculusがフェイスブックに買収されたのは2014年のことでした。最近のOculusの動向を見ていると、これまで以上にフェイスブック傘下としてのVRチームというポジションに組み込まれていく様子が伺えます。

その1つが、Oculusのコンテンツを体験する際に必要となるサインアップの変更です。

フェイスブックに組み込まれていくOculus社

2014年の買収以降、Oculus社はフェイスブックの子会社としてVR開発に取り組んできました。以前はVR業界にあまり詳しくない人の場合、Oculus社がフェイスブックの傘下にあることを知らずにOculus Riftを購入することもあったかもしれません。

最近はスマホ向けのVRヘッドセットGear VRを体験するために必要なOculus ID作成画面に、Facebookアカウント認証が表示されます。

2016年10月に開催されたOculusの年次開発者イベントOculus Connect 3もFacebook色の濃いものでした。

また、最近では、OculusのCEOブレンダン・イリベ氏がハードウェア部門のトップへと事実上降格と見られる人事異動がありました。現在Oculusのチーム全体のリーダーとして指揮をとっているのは、中国のXiaomiから移籍したヒューゴー・ベラ氏です。OculusのCEOは空席のままです。

フェイスブックのCEO、ザッカーバーグ氏はVRを「The next computing Platform」と称し、企業戦略の重要な柱の一つとみています。フェイスブックにはいまや360度動画やライブストリーミングが対応し、Gear VRで利用できます。講演でも、VRコミュニケーションをとるソーシャルVRが増えており、フェイスブックがいよいよVRへの取組に本腰を入れていることが伺えます。

(参考)
New Gear VR Sign-Up Process Highlights Facebook Over Oculus
https://uploadvr.com/facebook-oculus-home-login/ (英語)

この記事を書いた人

  • Ryo

    いろんな言語を勉強している言語オタクです。VRにも興味があるからVRオタクです。でもゴールデンレトリバーも好きだからゴールデンレトリバーオタクでもあります。VRにはゲーム以外にも教育や福祉、医療などでも大きな可能性があると思います。そんなVRを様々な側面からわかりやすく紹介できるようのほほんと頑張ります。

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