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活用事例 2017.07.26

Facebookの360度ライブストリーミングが4K画質に対応

フェイスブックは360度動画をライブ配信できるサービス『Live 360』を提供しています。これまでもフィード上に友人等の360度ライブストリーミングが流れてくるようになっています。

7月25日、アップデートによって、4K画質でのストリーミングやスケジュール機能などが追加。また同社がセレクトした360度カメラを使った場合、『Live 360』による360度ライブストリーミングがより品質になりました。

4K画質、VRにも対応

今回のアップデートによって、360度動画によるライブ配信を4K画質で行うことが可能になりました。また、これまでは『Live 360』はスマートフォンによって視聴するものでしたが、今回のアップデートでVRにも対応しました。Gear VR対応アプリ『Facebook 360』で視聴可能です。

募金ボタンとスケジュール機能が追加

また、フェイスブックの通常のライブ配信機能『Facebook Live』には「募金ボタン」を追加することが可能で、ライブのスケジュールをリマインダー機能でお知らせすることもできます。この2つの機能も今回のアップデートによって『Live 360』で使用できるようになります。

新機能『Post-Live』が追加

また、今回のアップデートでは『Post-Live』機能が新たに追加されました。これはライブ配信が終わった後の動画に関する新機能です。たとえば、クリエイターは配信後のライブ動画にアルゴリズムによって手ぶれ補正をかけることで、VRでの視聴がよりスムーズなものになります。

Post-Live機能によって動画の重要な部分にスキップして再生することが可能になり、動画のどの部分が最も視聴率が高かったかをヒートマップによって分析表示できるので、クリエイターはコンテンツ制作に関するヒントを得やすくなります。

また、フェイスブックには「クロス投稿」機能があります。このクロス投稿は複数の投稿で同じ動画を共有する場合、動画を再投稿する手間を省くことができる機能ですが、これも今回のアップデートによって360度動画に対応し、複数の投稿で360度動画を共有しやすくなります。

360度ストリーミングに対応したカメラ、ソフトのリストを発表

さらにフェイスブックは、360度ライブストリーミングに対応したカメラと、ソフトウェアのリストを公開しました。「Live 360 Ready」のロゴが付されたこれらのカメラやソフトを使うことによって、360度ライブだけでなく、ストリーミング中に視聴者とのインタラクションが可能になります。

『Live 360』に対応したカメラ、ソフトは以下の通りです。

カメラ
Giroptic iO
Insta 360 Nano
Insta 360 Air
Insta 360 Pro
・ION360 U
Nokia OZO
Z CAM S1
・360fly 4K Pro

ソフトウェア
・Assimilate SCRATCH VR
・Groovy Gecko
・Livescale 360
・Teradek
・Voysys
・Wowza
・Z CAM WonderLive

(参考)
Road to VR / Facebook Update Adds 4K 360 Video Streaming Support to VR Headsets and More(英語)
https://www.roadtovr.com/facebook-update-adds-4k-360-video-streaming-support-vr-headsets/

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