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テック 2018.02.25

フェイスブック、リッチな3Dモデルの投稿が可能に

以前よりニュースフィードに3Dコンテンツを投稿できる機能『3D Posts』を発表していた米フェイスブックは、今までより高品質な3Dコンテンツの投稿を可能にするため、3D業界の標準フォーマットと言われる『glTF 2.0』のサポート開始を発表しました。

『glTF 2.0』のサポートにより、開発者はさまざまなリソースからよりリッチで高品質な3Dコンテンツをフェイスブックアカウントへ簡単に投稿できるようになります。

リアルな3D投稿ができる

『glTF 2.0』はテクスチャやライティング、高品質なレンダリングをサポートし、ラフ感や光沢感、メタリック感やソフト感など詳細まで作り込まれた3D作品を、フェイスブックに投稿すできるようになります。

レゴジュラシック・ワールドなどすでに3Dコンテンツをニュースフィードに投稿している公式アカウントが現れています。また、投稿された3Dオブジェクトは、そのまま同社ソーシャルVRアプリ『Facebook Space』内へ取り込むこともできるようになります。

現段階では3Dコンテンツをフェイスブックページからのダウンロードすることできません。まずは本機能を使ってユーザーの投稿が問題なく機能することを優先しています。写真や動画などのほかの投稿と同じく、3D投稿にも公開範囲を設定するプライバシー機能の調整ができるとのことです。

3Dコンテンツが簡単に投稿できる

フェイスブックの発表によると、開発者は3Dオーサリングソフトウェアを使って3Dファイルをドラッグ・ドロップするだけで3D投稿が可能になりました。ソニーのスマートフォン『Xperia XZ1』を使えば、3Dキャプチャ用アプリ『3D Creator』を通じて3D化した映像をシェアすることもできます。また、VR空間内に粘土のように作品を制作できるVR造形ツール『Oculus Medium』上のウェブ・ギャラリーから3D 作品を直接取り込んで、フェイスブック上でシェアすることも可能です。

(参考)UploadVRFacebook


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