中国のドローンメーカーDJI(Da-Jiang Innovations Science and Technology)社は、日本の精密機器メーカー エプソンとパートナーシップを発表し、ドローン操作の練習をARデバイスを利用して行えるアプリをリリースしました。
ARグラスを開発のエプソン
エプソンは、ARグラス「MOVERIO(モベリオ)」などを販売しています。そんなエプソンとパートナーシップを結んだ、商用ドローン業界最大手の中国メーカー DJI 社はARグラスを着用してドローンの操作練習を行うことができるアプリを発表しました。
室内でもドローン操作の練習が可能に
「Epson AR Flight Simulator」と名付けられた新しいアプリは、3月30日から利用可能となりました。このアプリでは「MOVERIO」越しに現れるバーチャルドローン「Mavic Pro」を、DJI製のコントローラーを使って操作することができます。バーチャルドローンなので、墜落の危険性などはなく、初めてドローンを操作する人でも安心して操作練習をすることができます。
ARのドローンの連携強まる
DJI社は以前、アメリカのEdgybees社と共同でドローンのカメラで撮影した映像にAR機能を追加し、ゲームや人命救助で活用するという試みを行なっています。その取り組みの1つである「DronePrix AR」は、ARで空中にドローンレース場を表示することで、法律でドローンを飛ばすことが可能な場所であれば、どこでもドローンレースを行うことが可能となりました。
(参考)VRFocus
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