E3で発表された大手ゲームメーカー各社のVRへの取組まとめ

E3

ロサンゼルスで6月14日から3日間にわたって開催されたイベント「E3」。コンピュータゲームを扱う企業が一堂に会するこのイベント、今年はVRに関係する発表も多く見られました。

本記事では、これまでゲーム業界を牽引してきた大手企業からあった発表の内、VR(のゲーム)に関係したものをまとめて紹介します。

Microsoft /「Xbox」

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マイクロソフトはARデバイスとして「HoloLens」の開発も行っていますが、E3ではVRコンテンツも駆動できる新型のXboxを発表。このハードは「Project Scorpio」と名付けられており、4Kゲーミンングと高品質なVRコンテンツをプレイすることができるとされています。

リリースは早くても来年2017年、そして対応しているVRヘッドマウントディスプレイもまだ明らかにはなっていません。しかし、高性能なPCおよびプレステ4でしかハイエンドなVRコンテンツを体験できない現状に、新たな選択肢を提示してくれる可能性を持っています。

(関連記事)
VR対応の新型Xbox「PROJECT SCORPIO」が発表 – Mogura VR

Bethesda/『Fallout 4』・『Doom』

E3

ベセスダ・ソフトワークスはアメリカのコンピュータゲーム会社。彼らはE3にて、2015年に発売され世界中で人気を博したRPG『Fallout 4』、そしてFPSゲームである『Doom』をVRゲームとしてリリースすることを発表しました。

『Fallout 4』はこれまでに世界中で1200万以上の販売を記録している人気作品。『Fallout 4』のVR版は、HTC Vive、および先に述べたXbox「Project Scopio」向けのソフトとして、2017年にリリース予定です。

https://www.youtube.com/watch?v=6hH5aX_mLwo

(2015年『Fallout 4』非VRのトレーラー映像)

ベセスダはこれらVRゲームのリリースを皮切りとして、今後VRコンテンツの開発に力を注いでいく意志を示しています

(関連記事)
ベセスダ、VRゲーム制作を本格化し『DOOM』と『Fallout 4』のVR対応を発表 – Mogura VR
VR版『Fallout 4』が2017年に発売 – Mogura VR

スクウェア・エニックス/『Final Fantasy ⅩⅤ』

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スクウェア・エニックスはファイナルファンタジーシリーズの最新作『Final Fantasy ⅩⅤ』がPSVRに対応することを発表。ただし、PS4で遊べるFFⅩⅤの発売は2016年9月30日、PSVRの発売日よりも早いことになります。

ゲームのすべてをVRとして体験できるのか、それとも基本はPS4のみで遊び、ゲームの一部だけをPSVRでプレイできるのか、あるいはPSVR版を追ってリリースするのか、詳細は不明です。

https://www.youtube.com/watch?v=otVk3EEjgd87

スクウェア・エニックスはこれまでに、Oculus RiftとGear VR向けにジオラマ風パズルゲーム『Hitman GO』のVR版をリリースしています。今後もどのようなVRゲームを制作していくのか注目したいところです。

(参考)
スクエニのジオラマ風パズルゲーム『Hitman GO』がVRに対応、RiftとGear VR向けに配信予定 – Mogura VR

カプコン/『バイオハザード』

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カプコンからはバイオハザードの新作『Resident Evil 7: Biohazard』をVRゲームとしてリリースするとの発表。こちらは既に、最初から最後まで全てPSVRで遊べることが明らかになっています。発売日は2017年1月24日です。

https://www.youtube.com/watch?v=8ycRSVCuWe4

カプコンはこの夏、ドバイのエンターテインメント施設に、バイオハザードのVRシューティングゲーム『Resident Evil: Bio Terror』を提供することもすでに明らかになっています。

(関連記事)
カプコンがバイオハザードのVRゲームをドバイのゲーム施設向けに提供 – Mogura VR

Rocksteady Studios/『バットマン』

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アメリカで生まれたキャラクター「バットマン」は、各地で様々な派生作品を誕生させました。

Rocksteady Studiosは2009年より「バットマン」シリーズのゲーム製作を行っています。彼らはバットマンのゲーム最新作『Batman Arkham VR』を、PSVR向けタイトルとしてリリースすることを発表しました。

https://www.youtube.com/watch?v=SwdZvJfxqtE

Rocksteady Studiosのデザイナーであるビル・グリーン氏はPlayStation公式ブログにて、次のように書き残しています。

「『Batman: Arkham Knight』(2015年発売)が、我々の最後のゲームだと思っていました。しかし、PSVRの開発者キットをもらった時にすべて変わってしまったのです!

まったく新しいタイプの『バットマン』を制作するチャンス、『バットマンになる』という体験を今までより深く追求できるチャンスです。PSVRという最高なプラットフォームを使えば実現するこの素晴らしいチャンスを前に、我々はゲームをどうしても作りたくなってしまいました。」

(参考)
Major Gaming Industry Players Jump into VR at E3 2016 – Road to VR
http://www.roadtovr.com/e3-2016-virtual-reality-vr-microsoft-xbox-bethesda-square-enix-capcom-rocksteady/

新発表、レポートなどE3関連の記事はこちらからご覧いただけます。

E3 2015 特集

この記事を書いた人

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    工学専攻の大学生。好きな科目は国語。趣味は歌などの創作でボーカロイドも使います。SAOのような物語が引き起こす、自他の文脈や人と世界の関係の集積へダイブすることを切望して止みません。将来もVRの傍に立っていたいと思います。

    Twitter:@yunoLv3

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