VRデバイスを持っていない人でも気軽に楽しめるVRアーケード施設は、日本を含め世界中で次々とオープンしています。DNA VRは2017年夏、ロンドンでも独自のVRアーケードをオープンすると発表しました。
『Raw Data』など人気VRゲームが遊べる
DNA VRは今週、ロンドンで初となる独自のVRアーケード施設をオープンすると発表しました。
施設ではHTC Viveを使用し、『Star Wars: Trials on Tatooine』、『Everest VR』、『Tilt Brush』、『Job Simulator』、『Raw Data』など25のVRコンテンツが体験できます。同施設はロンドン・Islingtonに拠点を置く予定です。
DNA VRはSteam Site Licenseを適用しており、提供されるコンテンツは随時変わる可能性があります。
独自の協力型ゲームも提供
DNA VRではSteamのコンテンツを提供するだけでなく、ライセンスを購入したチームと共同で開発したオリジナルの『Alice in Wonderland Stories』という「不思議の国のアリス」をテーマにしたタイトルも提供予定です。
本タイトルはマルチプレイゲームとなっており、2~6人のプレイヤーで協力して遊ぶことができます。
VRアーケードは、VRデバイスを購入する費用や手間がかからないだけでなく、自宅では十分なルームスケールが確保できない人でも、気軽にVRゲームを楽しめるというメリットがあります。Viveエコシステムを展開するHTCも、一つの大きなビジネスとしてVRアーケード業界を評価しています。
DNA VRのテストオープンは今月開始予定としていますが、具体的な日程は発表されていません。
最新情報は公式Facebookページでチェック可能です。
(参考)
UploadVR / London Is Getting Its First Full Scale VR Arcade(英語)
https://uploadvr.com/london-vr-arcade/