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活用事例 2017.10.31

触れる花火 ディズニー・リサーチが意外な物を使い開発

夜空に咲く大輪の花火は日本でも夏の風物詩として楽しまれています。そのほとんどが主に、視聴覚体験です。

ディズニーのR&D;部門であるDisney Researchは、触ることができる花火を提案しています。『Feeling Fireworks』(感じる花火)と呼ばれる装置を使い、盲目や視覚障害のあるユーザーにも花火を提供することが可能としています。低コストの運用が可能なため、大型触覚ディスプレイ等の様々な使い道が期待されています。

触覚効果は、スクリーンの背面に可動式ノズルから水が噴射されることによって作られます。各花火にそれぞれのノズルから水が噴射されます。スムーズな動きで、スクリーン全体を演出可能です。

低コストで、花火に高い解像感をもたらすことが出来るとのこと。この技術は巨大触覚ディスプレイの制作など、幅広い可能性を秘めています。スクリーンの後ろにプロジェクターを設置することで、視覚効果も演出。ユーザーの指が触れたことをセンサーデバイスのKinectで検知し水を噴射させる事で、インタラクションを生み出します。

(参考)Disney Research
https://www.disneyresearch.com/publication/feeling-fireworks/


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