今回紹介するのはホラーシューティングゲーム『Deadhead』です。
『Deadhead』は襲い来るゾンビたちを撃退していくシューティングゲームです。プレイヤーは移動できないので拠点防衛型ゲームに近いです。ゾンビたちを爽快になぎ倒すようなゲームではなく、リロードや強化アイテムの使いどころを考えながらプレイするため頭を使います。
ゲームが始まると地下室のような部屋が表示されます。ここでは自分のスコアを確認したり、プレイ中に集めたコインを使用することができます。正面奥の絵画を選択するとゲーム本編が始まります。ただしメインメニューではどくろやランプの向こう側に文字が表示されてしまう事がありました。
こちらがゲーム画面です。自分が向いている方向以外は暗闇に包まれています。照準の左側のゲージは残段数で無くなると自動でリロードします。右側のゲージは体力で無くなるとゲームオーバーになります。操作も視点操作で照準を合わせ、タップして撃つだけです。
敵を倒すとアイテムをドロップすることがあります。強化アイテムや回復アイテムなど種類はありますが、いざという時まで取っておかないと苦労することになります。
後半になるにつれて敵の数が増えてきて、初期の武器では対応できなくなります。強化アイテムが残っていないと絶望的になります。というか初期の武器の性能が低すぎました…
画面外にいる敵が接近すると赤の矢印表示され、警告してくれますが、そのころには正面の敵の対応で手一杯という状況になっています。
攻撃される距離まで近づかれると、敵がアップになります。デフォルメされていてもここまで近いと恐怖感しかありません。
評価としては良くも悪くも、『Gunjack』、『Bandit Six: Salvo』などGear VRでよくあるタイプのシューティングゲームといったゲームでした。ただホラー的な要素が追加されていたので、ホラー好きな筆者は楽しめました。敵はデフォルメされているのですが、暗さや雰囲気も足され恐怖感が増しています。しかしメニュー画面の操作がしにくい、初期武器が弱すぎる、ステージ数が少ないなどの欠点もあります。やり込み要素さえあれば4.99ドルという価格が安く感じられる出来には仕上がっています。
<ソフトウェア情報>
「Deadhead」
【メーカー】Level 2 VR
【開発者】Level 2 VR
【対応ハードウェア】 Gear VR
【価格】 4.99ドル
【操作】タッチパッド
【リリース日】 2015年12月24日
【入手方法】Oculus Storeよりダウンロード
【言語】英語(ゲームプレイには問題ない)
<Mogura VR的評価>
【オススメ度】★★★☆☆(ステージ数も少なく、やりこみ要素も少ない)
【快適さ】★★★★★
【操作性】★★★★☆(スタート画面の操作が分かりにくい)