VR開発のダズルが2億円を調達 VR分析ツールのクローズドβ版ローンチとスカイマーク元会長を経営顧問に

VRプロダクトとスマートフォンゲームを開発する株式会社ダズルは、株式会社夢真ホールディングス、株式会社夢テクノロジーから、総額2億円の第三者割当増資を実施したことを発表しました。同社は2016年5月にも総額約1.5億円の資金調達を実施しており、これまでの資金調達の総額は約3.5億円となりました。なお、今回と2016年5月の資金調達はともに株式会社夢真ホールディングスがリードインベスターとなります。

アクセシブル VR

ダズルのプレスリリースによると、今回の調達資金は主にVR事業に充てられるとのこと。特にVRプロダクト向け分析サービス「AccessiVR(アクセシブル)」の開発とプロモーション、またVR関連の人材採用を主な目的にした資金調達であることを明かしています。

データ分析ツール「AccessiVR(アクセシブル)」のクローズドβ版をローンチ

また本日3月1日にダズルが開発するVRプロダクト向けデータ分析ツール「AccessiVR(アクセシブル)」のクローズドβ版がローンチされます。サービスを利用できる企業は限定されるとのことですが、新規の企業でも取り扱えるとのこと。また同社山田代表によると「先行するVR分析ツール『Unity Analytics』との差別化として、アーケードやアトラクション施設への導入を想定した機能も揃えている」とのことで、国内でも人気のあるVRアトラクションやアーケード施設への導入も狙っているとしています。

クローズドβ版「AccessiVR」は視点データインプットデバイス利用データの取得ができ、メタデータやビジュアライズ化により、運用者が使いやすい分析ツールであることが特徴とのこと。Oculus Rift、Gear VR、HTC Vive、スマートフォン向けVRコンテンツに対応。ゲームエンジンでは、クローズドβ版はUnity5に対応し、正式版ではUnreal Engine4に対応することが発表されています。

また、2017年夏頃に正式版がローンチ予定、さらに2017年中には正式版の大きいアップデートを計画しているとのことです。

ダズル 山田

同社の山田代表は「2017年はハードの普及が進む1年になる。スマホは買い替えの周期にあたり高機能なスマートフォンを所有するユーザーが増えること、さらにPixelの国内販売が始まればDaydreamのユーザーも出てくるだろう。また、PSVRなどのVRヘッドセットの供給が追いついていない現状も改善されていくと考えている。そうなればハードの普及が進んだ2017年の翌年、2018年にはコンテンツが必要とされるはずで、そのためには2017年中には各社はコンテンツ開発を進めなければならない。『AccessiVR』正式版のローンチを2017年夏頃に目指すのは、以上の環境面の追い風を考慮している」と述べています。

また「VRはゲーム以外の非エンタメ領域にも活用される」という考えから、スカイマーク株式会社元代表取締役会長でエアアジア・ジャパン代表取締役会長の井手隆司氏を新しく経営顧問に迎え、経営体制を強化したことを発表しています。

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