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3Dモデル活用 2017.12.27

大京グループ、VR活用で建物工事後のイメージを共有 合意形成を促進

VRコンテンツや360度画像は、自分が見たい場所を全方位見回すことができるため、文章や2D画像よりも具体的な空間イメージの共有などが可能です。

今回、大京グループの工事事業を手がける株式会社大京穴吹建設は、VRで改修工事後のイメージを疑似体験できる「VR技術を導入した共用部改修工事提案」を2018年1月より開始します。本サービスを通して、管理組合員が改修工事に対して自発的に参加するようになる
ことや、管理組合の合意形成を促進することなどを目指すとのことです。

本サービスは、修繕工事を計画中のマンションの共用部において、共用部改修工事の提案内容をVR活用した画像で確認することができるサービスであり、改修工事後のイメージを理事会等の代表者だけでなく管理組合員全員で共有することが可能になるものです。

大規模修繕工事における管理組合の意思決定は「理事会や修繕委員会等の代表者が審議の中心となり、総会で承認を決議する」という流れで進めることが多いため、「修繕工事の議論の段階で管理組合員全員が参加することは難しい」という課題は残ったままでした。

こういった課題に対して大京穴吹建設は、VRを活用して修繕工事後のイメージ共有、またQRコードを通して管理組合員がいつでも映像の確認が行えるサービスを開始します。

本サービスの流れ


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