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テック 2017.01.30

最高時速60キロ、車椅子型VRレーサー『CYBER WHEEL』

1月27日、ワン・トゥー・テン・ホールディングスは、パラスポーツ(障害者スポーツ)の一つである、車椅子マラソンやレースを体験できる車椅子型VRレーサー『CYBER WHEEL』を開発しました。

パラスポーツを“自分ごと化”するために

車椅子型VRレーサー『CYBER WHEEL』、近未来的なデザインが特徴です。パラスポーツの普及について現在の課題である、“自分ごと化”。その原因は、体験会を実施できる回数が少なく、インストラクターも不足しているため、一般の人が体験する場がなかなかなく、興味を持ちづらいことにあります。

それを「エンターテイメントというかたちで伝え、体験会などを日本中で容易に実施したいという思いからこの商品を開発した」とのこと。

『CYBER WHEEL』概要

■仕様:

・全長:2150mm  幅 820mm 高さ 630mm

・重量:45kg

・乗車定員:1名

・ボディカラー:マットダークグレー、グロスダークグレー、ウレタン樹脂塗装仕上げ

・シート:グラスファイバー製

・タイヤ&ホイール:グラスファイバー製、前輪 16インチ 後輪 26インチ

■特徴:

・5つのステージを駆け抜けるタイムトライヤル。

・車椅子型の専用コントローラーを採用。

・体感スピードは、世界のロードレースと同じ速さを再現。

・最高時速60キロという、パラ選手のスピードを追体験可能。

コントローラーとなるハンドリム

 ■使い方:

・車体に乗り、VRを装着。

・前傾姿勢になり、車輪についたハンドリムを手で回す。

・VR内の画面を進むことができる。

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VRHMD装着時の画像。

※小学生(12歳)以下は、VRHMDの装着ではなく、モニターを見ながらのトライアルとなります。

株式会社ワン・トゥー・テン・ホールディングスは、感情認識パーソナルロボット『Pepper』の人工知能・感情認識と連携した会話エンジンの開発や、バーチャル・リアリティー・ゲームの世界観を再現した『ソードアート・オンラインザ・ビギニングSponsored by IBM』などに携わっています。

今回発表された『CYBER WHEEL』が、パラスポーツ普及の第一歩となるか、期待が高まります。

(参考)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000016942.html


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