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AR/MR 2018.02.07

スマホ向けAR制作ソフトがUnity対応 動く3Dコンテンツを制作可能に

スマートフォンなどで使用できるAR(拡張現実)機能は、現実にデジタル情報を重ねて表示させることが可能です。また、任意のARマーカーを読み込むことで特定のオブジェクトを表示させることも可能です。

今回、企業向けAR制作ソフト『COCOAR』がゲーム制作エンジン「Unity」に対応しました。これにより、AR閲覧アプリ『COCOAR2』を用いた「動く3Dオブジェクト」のコンテンツの制作・表示が可能になります。

両アプリの開発を手がけるスターティアラボ株式会社によると、「今回の対応により、キャラクターやゲームといったデジタルコンテンツを扱う企業のニーズにも応えることが可能になる」とのことです。

『COCOAR』で制作したARコンテンツは、紙媒体などに印刷された任意の画像をARマーカーとして設定し、ARアプリ『COCOAR2』でかざすことでコンテンツを閲覧できます。ARコンテンツは、クラウド上にアップロードされるため多くのコンテンツを低コストで制作可能とのことです(最大10GB)。

また、アプリはGPS機能やスタンプラリー機能にも対応しており、リアルイベントや実店舗の集客ツールとして活用されています。栃木県の那須町では「地域の魅力を発信」する取り取り組み、日本出版販売では「実店舗の販売促進」などに採用されています。

スターティアラボによると、今回の対応はARを使った脱出ゲームや宝探しゲームといった、リアルゲームプラットフォームの下地作りとのことです。主にキャラクターやゲームといったデジタルコンテンツを扱う企業など、コンテンツの世界観をよりリアルに表現するために活用されることを期待している、としています。

(参考)
AR制作ソフト「COCOAR」、2月6日(火)機能拡充!Unity対応で、動的3Dコンテンツの表示が可能に / PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000016877.html


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