2月17日にVR空間での集会に特化したアプリ『Cluster.』を利用した『VRごっちゃにLT会 in バーチャル#1』が開催されました。自宅や会社に居ながら参加できるため、かなり手軽なLT回でした。最大で1,000人規模の集会が開ける容量はありますが、今回は諸事情あり参加枠は180名でした。
現在対応しているプラットフォームはWindowsとMacで、Oculus Riftがあればすぐに参加ができます。またOculus Riftがなくてもアプリとしてそのまま起動することもできるため、参加可能です。
ログインすると広い会場に入ります。会場正面にスライドが大きく表示され、右にTwitterのタイムラインが表示されます。画像は最後尾から見た様子ですが、少し遠めです。スライドは見えますが、コメントなどは少し見にくい距離でした。後ろから見ているといろいろな人が反応する様子が一目で分かるので盛り上がりは分かり易いです。
VR内でTwitterに投稿することも可能です。(Cluster.のログインはTwitterと連携しているため、自動的に投稿が完了します)
登壇者は緑の台に上がることで発表できる仕組み。台の上に居る間はマイクが使用でき、発表者用の画面が表示されます。ただ、台についつい乗ってしまうと登壇者扱いになってしまう様で、たまに他の人がスライドを操作してしまうため勝手にスライドがめくられるといったヴァーチャルな機材トラブルもありました。LT会が終了した後はマイクの取り合いになるほど人気のポジションでした。
前の方に行くとかなりの人口密度になります。身長がどのアバターも同じなため、スライドの下の方とかは全く見えません。前の人が邪魔で見えないという感覚が妙にリアルさを感じさせます。
LTが終わった後は「1」キーを押すことでつかえる拍手の嵐。巻き起こります。見た目はかなり迫力があるのですが、音がないので少し迫力が伝わりにくい感じはありました。
今までにも生放送などでLTの様子を閲覧できるアプリはありました。しかし、この『Cluster.』は見るだけでなく、自室に居ながら実際に参加しているような感覚に陥ります。特に東京に集中しがちなイベントに、遠隔地から実際に一体化を感じながら参加できるのはこれまでの動画での中継と異なるところです。筆者も夕ご飯を食べながら気軽に参加していました。
今回は初めての試みという事で問題点がいくつか上がりましたが、これから対応していくとのことで改善に期待したいところです。
次回の開催はまだ未定ですが、今回参加できなかった方はぜひ参加してみてください!
当日の様子はTwitterのハッシュタグ「#VRごっちゃにLT」または「#cluster」でも確認できます。