5月25日、東京・グランドプリンスホテル新高輪で開催された「IBM Watson Summit 2016」にて、日本IBMが国内スタートアップ企業を支援するインキュベーション・プログラム「IBM BlueHub(ブルーハブ)」第2期優秀賞の発表が行われました。
優秀賞を受賞したのはVRスタートアップのクラスター株式会社。同社は、VR技術を活用したアバターでのイベントプラットフォーム「cluster.」を運営しています。
「IBM BlueHub」は経産省やシード投資を行うベンチャーキャピタルのサムライインキュベート、サイバーエージェント・クラウドファンディング、コワーキングスペースなどを運営するツクルバなどがパートナーとして参加。第1期優秀賞は農業向けのITソリューションを手掛ける「TERRACE MILE(テラスマイル)」が受賞しています。
クラスター社は先月の4月にSkyland Venturesなどから5,000万円を調達するなど、開発・運営を強化しています。「cluster.」では、これまでに数百人規模の参加者が同時接続する集会も無事に成功させるなど(同社は1,000人規模も可能としています)、今後の展開に期待したいところです。
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