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ゲーム・アプリ 2017.08.17

『クラッシュオブクラン』 宣伝にフェイスブックのARカメラツール活用

モバイルストラテジーゲーム『クラッシュオブクラン』は、リリースから5年経った今でもアプリストアのベストセラー上位10位にランクインする人気ゲームです。現在、同ゲームの開発メーカーであるSupercellとフェイスブックが提携し、ARカメラを用いたプロモーションを公開しました。

ARを用いたプロモーション機能

先日、Supercellは同ゲームをテーマにした動画『Bye Bye Builder!』を公開しました。これはゲームに登場するキャラクター『ビルダー』を主人公にしたストーリーで、ゲームの世界で様々な建造物を建てるもバトルによってすべて壊されてしまう、という内容です。

この動画は現時点で約660万回の再生回数を記録していますが、Supercellとフェイスブックはビルダーをテーマにしたプロモーションを展開、フェイスブックのスマホアプリ上で使用することができます。

本機能は『クラッシュオブクラン』リリース5周年を記念してリリースされたもので、アプリを動作すると、カメラ内の映像にビルダーが重なって表示されます。カメラを自分に向けると、顔認識によってビルダーの被る帽子や眉毛をユーザーの顔に重ね合わせて表示する、という内容です。

制作にはフェイスブックの新ツール『ARスタジオ』を使用

このプロモーションの制作は、フェイスブックのARコンテンツ開発ツール『ARスタジオ』を使用しています。フェイスブックは今年4月に開催した開発者カンファレンスF8にて、AR開発プラットフォーム『Camera Effects Platform』を発表していますが、『ARスタジオ』は同プラットフォームで使用できるツールとして展開されています。

『ARスタジオ』を使用した例として、これまでにもFPS「マスエフェクト・アンドロメダ」の世界をARで現実に再現する機能が登場しています。フェイスブックはAR技術を同社の主力技術として見ており、今後もAR開発に積極的に参加していくとの姿勢を見せています。

(参考)
VentureBeat / Facebook and Supercell partner on Clash of Clans AR experience(英語)
https://venturebeat.com/2017/08/15/facebook-and-supercell-partner-on-clash-of-clans-ar-experience/


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