自分の部屋でクロマキー撮影!注目のARアプリ

ARは現実にオブジェクトを重ねて表示することで、まるでそれが実際に存在しているような感覚を体験できます。2016年に話題となった『ポケモンGO』もARアプリの1つです。

スマートフォンから手軽に利用できるAR技術は、エンターテインメントからビジネス、教育などの分野でも活用されています。今回、ARを一味違う方法で活用した動画が公開され、注目が集まっています。

投稿された動画では、スマートフォンのカメラを通して、人物のみを切り抜いた映像が映し出されています。背景色は人の動きに合わせて反映し色も変えられるようです。

これは一体どういったアプリなのか…。開発を手がける株式会社ViRDの「のしぷ(@noshipu)氏」にお話を伺いました。

同氏によると、投稿された動画は『ポケットクロマキー』といい、主に人物などを映像に合成させる技術「クロマキー」を活用した撮影が可能になるアプリとのことです。カメラを固定する必要がないため、スマートフォン1つで場所を問わずクロマキー撮影が可能になります。

本アプリは、GoogleのAR技術「Tango」の深度情報を利用して、スマホのカメラで認識した空間のうち、手前に存在するモノのみを表示させています。また、ゲームエンジン「Unity」のAR向け開発キットを利用しており、背景色や切り抜く深度の長さを調節しています。

開発の経緯については、「VR開発者だと、コンテンツ制作のためにクロマキー部屋が欲しくなることがある」という思いから、ViRDが開発したARアプリ『MakeboxAR』の機能を応用して制作したとのこと。

今後の展開についてのしぷ氏は「アプリをリリースすることはもちろんですが、手軽にクロマキー撮影できるアプリをベースに、案件ごとに特殊な機能等も入れていければと考えております」と述べています。

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