Home » VRプラットフォームや教育領域での応用 中国のスタートアップ紹介


活用事例 2017.01.06

VRプラットフォームや教育領域での応用 中国のスタートアップ紹介

中国のVRメディア「87870.com」では、VRを活用する企業を紹介しています。今回は、その中から2社「橙子VR」「VR实验课」の2社を紹介します。

橙子VR

創業者:王广伟

会社情報:橙子VRはVRビデオ、VRゲームダウンロード、VR情報などを提供するVRコンテンツのプラットフォームです。独立開発した橙子VRプレーヤーは各動画のフォーマットに対応できるほか、デコードや他のモデルに変換することもできます。

評価:橙子VRは発表後3か月ほどのサービスですが、アンドロイド版は15万人のユーザーが、iOS版には5万人のユーザーがいます。毎月のユーザーの継続率は42%、DAU2万とのこと。将来はユーザーへ有料利用への意見を聞き、新たな形で利益を上げる予定とのこと。将来性があり、資金調達を進めると、大型プラットフォームになる可能性を秘めています。

VR实验课

創業者:潘桂梅

会社情報:VR实验课は、梓时数字グループの一部で、本部は主にデジタルソフトウェア開発、VR製品の開発そして工事設計などの事業を行っています。VR实验课はコンピューターで作り上げたエミュレーションシステムで、ユーザーたちに実際の研究室とはほぼ変わらない体験を提供します。

評価:伝統的な研究室よりコストが低いほか、実験がもたらす危険にも回避できます。こういったエミュレーション技術の積み重ねは同社が今後発展する際のポイントとなりそうです。

(参考)

【87看初创】快车道上的两家VR公司(第五期)

http://news.87870.com/xinwennr-17775.html

※Mogura VR は、87870.comとパートナーシップを結んでいます。


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード