中国にVR/MRのテーマパークが設立か

ロサンジェルスに拠点を置くVR/MRスタートアップのSPACESが、中国のテーマパーク等を運営するグループ宋城演芸 (Songcheng Performance Development)と提携し、3千万ドル(約32億円) 規模の合弁会社 (ジョイント・ベンチャー) を設立したことを発表しました。

アメリカやイギリスの大規模テーマパークでVRが導入される試みが広がっていますが、中国でもその動きが始まっています。

SPACES

テーマパークやアトラクションでのVRの活用に注目

宋城演芸は、中国、杭州にある宋時代を模したテーマパーク宋城 (Songcheng) などを運営する企業。今回の設立により、2015年に2,300万人を動員した実績のある宋城でVRやMRが導入されると見込まれます。VR/MRを利用したアトラクションだけでなく、ステージでのMRショーにも期待が高まります。また、これらの技術にフォーカスした新たなテーマパークの設立も検討しているとのことです。

アメリカのVR/MR企業とのジョイント・ベンチャー設立

SPACESは、宋城演芸の運営するライブストリーミングサービス6Roomsで、VRやMRを利用できる試みにも協力していくとしています。月間3,300万人のユーザが動画を配信し、1日に累計5万時間以上のストリーミング映像が放送されているこのプラットホームで、VR HMDを使い360度コンテンツが楽しめるようになるかもしれません。

VR、MR、そしてAR (拡張現実)の技術に急速に投資を進めている中国。HTC Viveを提供してえるHTCは中国市場をターゲットにした展開を行っています。中国のVRに関する動向には今後も注目したいところです。

(関連記事)
VR/MRコンテンツ制作のSPACES、300万ドルを資金調達。コロプラとグリーのVRファンドも投資に参加

(参考)
China Will Soon Have VR and MR Theme Parks Thanks to SPACES
http://uploadvr.com/chinese-vr-theme-parks/

この記事を書いた人

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    視覚・聴覚だけでなく人のあらゆる感覚にアプローチしていくようなインタフェースに興味があります。VRを使っていろんな研究がしてみたいです。

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