サムスン、CESでGear VR向けハンド・コントローラー「rink」を展示

スマホのGalaxyシリーズやGear VRでおなじみのサムスン。
1月6日からラスベガスで開催されるCES(※1)で、サムスン内にある、C-Lab(※2)プロジェクトから、3つのデバイスを展示することが発表されています。

(※1)CES  Consumer Electronics Show。家電製品中心の発表・展示イベント。毎年1月にアメリカで開催される。なお、一般公開はされていない。CES日本語公式サイトはこちら
(※2)C-Lab Creative Lab。サムスン社内にあるイノベーション・プログラムのひとつ。CESで製品を発表するのは今回が初めて。

そのうちの1つは、VRに関係するものでした。

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(写真はSAMSUNG NEWSROOMより)

「rink」という名前のこのデバイス。Gear VRなどのモバイルVR端末に用いて、手の動きを感知できるコントローラーです。

rinkを使用するとVR上にどのように手が現れるのかは、以下の動画が参考になります。

https://www.youtube.com/watch?v=dHrfMpH7Bf8

アメリカのソーシャルニュースサイト「Reddit」では、公式で公開された画像(上に掲載したもの)以外の画像も流出していました。(Redditの該当ページはこちら

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テニスをしている様子の公式画像でも窺えますが、Gear VRの上部に黒い箱状のセンサーを装着して使うようです。

なお、今回のrink以外にも、既にVR空間で自分の手を使うデバイスとして、「Leap Motion」や「Oculus Touch」などが知られていますが、Gear VRなどのモバイルVRデバイス向けに使うものは、ほとんど登場していませんでした。

rinkを使えば、手だけは位置追跡することができます。
一方、現時点ではGear VRにOculus Riftなどのポジショントラッキング機能はありません。つまり、体を前後左右に移動させても、VR内での体の位置は変わらないということです。「rink」によって手の位置を認識できるようになると、身体と手の位置感覚の関係が気になりますね。このようなコントローラーは、VR体験において多くの可能性を秘めていることは間違いないでしょう。

この「rink」は、現在開発中のもの。展示することで、体験者のフィードバックや需要を確認し、さらなる改善を図るとのことです。

細かい話ですが、サムスンの公式サイトでは、対応するVRデバイスを「Gear VR」ではなく「mobile VR devices」(モバイル向けVRデバイス)と一般的に言及している点も気になりますね。Androidに対応ということでしょうか。

Mogura VRでは、CESの現地でより詳細を確認してお伝えする予定です。

(参考)
SAMSUNG NEWSROOM
http://news.samsung.com/global/samsung-to-showcase-three-creative-lab-projects-for-the-first-time-at-ces-2016

Samsung showing experimental ‘rink’ motion controller at CES – UPLOAD VR
http://uploadvr.com/rink-samsung/

More Images of ‘Rink’, Samsung’s Gear VR Motion Controller Surface – Road to VR
http://www.roadtovr.com/more-images-of-rink-samsungs-gear-vr-motion-controller-surface/

※アメリカのVR専門メディアRoad to VR、UploadVRはMogura VRとのパートナーシップを結んでいます

この記事を書いた人

  • 1tQ5TzRU

    工学専攻の大学生。好きな科目は国語。趣味は歌などの創作でボーカロイドも使います。SAOのような物語が引き起こす、自他の文脈や人と世界の関係の集積へダイブすることを切望して止みません。将来もVRの傍に立っていたいと思います。

    Twitter:@yunoLv3

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    http://www.moguravr.com/writers/