ゲームのように兵士の視界に情報を表示 アメリカの軍事機関がARデバイスを開発

『コールオブデューティー』や『ヘイロー』などのFPSゲームでは、画面に地形や味方の位置情報などが視界に表示されていますが、アメリカの軍事機関はこういった情報表示をAR(拡張現実)を使い現実のものにしようとしています。

今回、アメリカの軍事機関The Communications-Electronics Research, Development and Engineering Centreが兵士用のARヘッドアップディスプレイ(HUD)を開発しました。

兵士用のARヘッドアップディスプレイ

アメリカの軍事機関The Communications-Electronics Research, Development and Engineering Centre (CERDEC)はペンタゴンにて、戦場での地形マップや味方の情報を視界に表示するARHUDを紹介しました。

「TAR(Tactical Augmented Reality)」と呼ばれる戦術ARシステムは、兵士の腰に着ける小さなPCからワイヤレスでヘルメットに装着するディスプレイに動作します。このシステムは銃につけるサーマルビジョンの情報も視界に映すことができ、暗いところでも使用可能です。

現在この技術はプロトタイプの段階で、今後司令官と兵士が視界を共有できるような機能も付けていくとのことです。

広がる軍事機関でのVRの使用

軍事機関でのARの活用事例が徐々にふえています。

ウクライナ軍は、マイクロソフトの開発するMRデバイスHoloLensの使用し、戦車や装甲車を囲む辺り360度の周囲の熱や光学に関する情報を見ることができる戦闘用ヘルメットを作っています。また、米海軍も視界に射撃情報のデータを共有する射撃ナビゲート用ARヘルメットを開発しています。

(参考)
Future Warfare Could Involve Tactical Augmented Reality
https://www.vrfocus.com/2017/05/future-warfare-could-involve-tactical-augmented-reality/ (英語)

MoguraVRはVRscoutとパートナーシップを結んでいます。

この記事を書いた人

  • Ryo

    いろんな言語を勉強している言語オタクです。VRにも興味があるからVRオタクです。でもゴールデンレトリバーも好きだからゴールデンレトリバーオタクでもあります。VRにはゲーム以外にも教育や福祉、医療などでも大きな可能性があると思います。そんなVRを様々な側面からわかりやすく紹介できるようのほほんと頑張ります。

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