Googleが提供しているAndroid用VRアプリ『Cardboard』累計100万ダウンロードを突破

Google は昨年6月の開発者会議にてAndroid用モバイルVRヘッドマウントディスプレイ(VRHMD)Google Cardboard を発表して、VRコンテンツ開発者を驚かせました。Google Cardboardはダンボールとレンズ等で作れる、手軽なスマホ向け VRHMDです。本来は小さなプロジェクトでしたが、予想以上に VR のプラットフォームとして成長しているようです。

Android用のアプリをダウンロードできるGoogle Play Store では、Cardboard用の公式アプリ 『Cardboard』が100万ダウンロードを超えています。Google Play Store のページではこのアプリが100万回以上ダウンロードされていることが確認できます。

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もちろん、Google Cardboard を実際に持っていないユーザーが興味本位で Cardboard アプリをダウンロードしている可能性もありますが、Googleは昨年の12月時点で Googleが出荷しただけでも 50万台を越えたことを発表しています(Cardboradは設計図が公開されており、材料をホームセンター等で買ってくれば誰でも制作可能です)。これより、Google Cardboard を持っているユーザーの大半が Cardboard アプリをダウンロードしていると推測することができます。

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このアプリには、VRを経験する導入となるように、様々なVRコンテンツを体験できるコンテンツが提供されています。

Earth: Google Earth で行きたい場所に飛んでいく。
Tour Guide : フランス・ベルサイユを地元のガイドと観光する。
YouTube : Youtube の動画を大きな画面でみる。
Exhibit : 文化財を様々な角度から調査する。
Photo Sphere : 今まで撮影された全天球写真を見る。
Windy Day : 短いインタラクティブアニメーションで物語を追う。

スマートフォンによる VR 体験は、手軽ながらもOculus RiftなどのVR専用デバイスでの体験とほとんど同じような感動が得られます。少なくとも、このアプリのレビューからは体験者の満足度が高い傾向として見ることができます。
レビューが31000件以上ついており、スコアは平均 4.2/5 と高いスコアを維持しています。

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Google Cardboard の特集ページでは 34 のアプリが紹介されていますが、Play Storeでは Cardboard のアプリケーションが他にも多数存在します。(「Cardboard」と検索してみてください)

この「Cardboard」は、Google の有名な20% ルールから生まれたプロジェクトです。20% ルールはGoogle の従業員に対する施策で、勤務時間の20%は自分の好きなことに取り組める制度です。
現在、Cardboardプロジェクトは、VRエンジニアを雇い、今では社の事業としてフルタイムで取り組む大きなものとなっており、Google は現在でも VRエンジニアなどを募集しています。

Google社のVRエンジニアの求人情報(英語)
https://www.google.com/about/careers/search#t=sq&q=j&d=virtual%2520reality&li=10&j=virtual%2520reality


参考
Google Cardboard公式サイト(英語)
https://www.google.com/get/cardboard/

Google’s ‘Cardboard’ VR App Exceeds 1 Million Downloads – RoadtoVR(英語)
http://www.roadtovr.com/googles-cardboard-vr-app-exceeds-1-million-downloads/