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3Dモデル活用 2018.01.31

ARアプリで建物完成イメージを確認 法人向け提供

AR(拡張現実)は、現実にデジタル情報を重ねて表示することで、まるでそれが現実に存在しているような体感が得られます。

今回、アップルのAR機能「ARKit」を利用した、住宅やビルなどの3Dモデルを現実空間に配置できるARアプリ『BUILDAR』の提供が1月30日より開始されました。本アプリは、建築前の完成予想イメージの確認や、建築の様々な意思決定の補助を目的としています。

『BUILDAR』は、カメラから取得した空間情報を元に、家やビルなど登録された3Dモデルを現実空間に配置できるARアプリです。スマートフォンやタブレットを用いることで、ヘッドセット装着の手間や、ハードウェアの導入コストなどの課題が解決されています。

本アプリは、3Dモデルのサイズの変更が可能なため、実寸大の大きさだけでなくテーブルサイズで表示させることも可能です。従来の模型の代わりとしての利用や、全体の構造やイメージを把握することができます。

また、実寸大で設置した際、フロア間を移動できる機能があり、地上階だけではなく全ての階のイメージや構造を確認できます。そのほかにも、建物の中で自分がどこにいるかも一目で分かるミニマップ機能も搭載しているとのこと。
 
『BUILDAR』の開発を行う株式会社アイデアクラウドは、ハウスメーカーやデベロッパーなど、法人を対象として本アプリの提供を行うとしています。

アプリの使用イメージは下記です。

『BUILDAR』 実寸大モード

『BUILDAR』模型モード

(参考)
iOS11の「ARKit」を利用した、住宅やビルなどの3Dモデルを現実空間に配置できるエンタープライズARアプリ「BUILDAR」の提供を開始 / ドリームニュース
http://www.dreamnews.jp/press/0000167621/


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