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PlayStation VR 2016.12.11

【PSVR】VRでの恐怖は通常の数倍『バイオハザード7』体験版VRモードレビュー

今回紹介するのは2017年1月26日に発売予定の『BIOHAZARD 7 resident evil』の体験版である『BIOHAZARD 7 TEASER -BEGINNING HOUR-』です。今作は発売前の最終体験版とされており、体験版としては少し長い内容になっています。

背景説明などはありませんが、突然部屋にいて「館から逃げろ…」というメッセージが表示されるシーンからスタート。不気味な館の中を探索して、アイテムを見つけながら進んでいくことになります。何が待ち受けているか分からない恐怖が本作の最大の特徴のため、本レビューではネタバレにつながるようなスクリーンショットは掲載しません。

PlayStation VR(PSVR)にも対応しており、オプション画面からVRモードに設定できます。本記事はVRモードのレビューとなります。

VRでも十分なグラフィックの表現力

今作では新開発のゲームエンジン「REエンジン」を採用しており、前作よりもフォトリアルな表現が強化されています。VRモードにした場合は少しグラフィックが落ちますが、それでも十分なほどにグラフィック性能は向上しています。

今作ではビデオを通して過去の出来事を追体験することができる「ファウンドフッテージ」という機能が搭載されています。プレイヤーはビデオの中でも操作できるため、ビデオを再生しているのに映像の中に入り込んだような不思議な気持ちが体験できます。また、ビデオの中で見たことを謎解きに使うこともあるかもしれません。

VRで圧倒的に増幅する恐怖

このゲームの特徴としてはデスクトップモードとVRモードで怖さの質が変わる点です。PSVRで体験した場合はデスクトップモードに比べて怖さが数倍になります。「デスクトップモードは大丈夫」と強がっていたMogura VR編集長もVRモードは途中でプレイを断念していました。

ただしVRモードでは走り回ったり頻繁に頭を動かしたり、プレイヤーを何度も回転をした時にVR酔いを感じました。最初にプレイするときは恐怖でそのような余裕はないですが、複数回プレイしていると恐怖に慣れて走り回ることが増えるため注意が必要です。

今回の体験版は前のものとは違い複数のエンディングが用意されています。また隠しアイテムも存在しているため、ぜひVRモードで完全制覇を試みてみることをオススメします。

・ソフト情報
タイトル:BIOHAZARD 7 resident evil
ジャンル:サバイバルホラー
発売元:株式会社カプコン
発売日:2017年1月26日発売予定
対応プラットフォーム:PlayStation4(PS VR 対応)、Xbox One、PC
価格:パッケージ版 7,990円(税別)、ダウンロード版 7,398円(税別)
プレイ人数:1人
CERO:審査予定


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