【VRゴーグルレビュー】スマホに上から装着するだけ ピント調節等もできる「Baseus VR」

VRゴーグルのレビューをお届けしている「VRゴーグルレビュー」第22回は「Baseus VR」をとりあげます。ゴーグルのような形状ではなく、周囲を遮断するタイプではなく、レンズ部分しかないVRビューワーのため、今までとは少し異なった観点でレビューしていきます。

※VRゴーグルレビューとは?
Amazonや家電量販店などでさまざまな種類のものが売られているVRゴーグル。見た目も価格もいろいろ。実際に実際に体験すると1つ1つのデバイスごとに使用感などが異なります。Mogura VR編集部ではデバイスを実際に一つ一つ検証し、レビューしていきます。



なお、今回はスマートフォンは「Xperia Z5 Premium」、「iPhone7 Plus」、イヤホンはソニーの「MDR-NWNC33」を使用しました。また、筆者の視力は0.01の近視です。

BASEUS VRの特徴

「Baseus VR」は、VRビューワーの中では珍しく、ビューワーのレンズ横に板がついています。

大きさもコンパクトで、iPhone 7 Plus、Xperia Z5 Premiumの縦の長さの半分、横は同じぐらいとなっています。ただ、VRビューワーの中(HOMiDO miniやキャラメルVRなど)と比べると、少し大きいです。

また、Baseusの名前が入った、ベロアでできた袋がついてきます。そのため、レンズ部分を傷つけることなく、ポケットやカバンに放り込んで持ち運ぶことができます。

スマートフォンへのセットも普通のVRゴーグルと比べれば簡単です。まず、レンズを広げます。そののち、ビューワー後ろについているクリップにスマートフォンをセットすればセット完了です。

なお、スマホにかけるだけのVRビューワーは、体験者の目に合わせた調節ができないものですが、本ビューワーはIPD(瞳孔間距離)の調整ができます。これにより、体験者は眼と眼の距離に合わせた調整ができます。


IPDを小さくした様子。

IPDを大きくした様子。

写真のように、レンズを直接動かすことでIPDを調整できます。

さらに、ピントの調整も可能です。



スマートフォンとレンズの位置をずらすことでピントの調整が可能になります。

BASEUS VRのすぐれている点

視野中心部は非常に綺麗に見えます。また、ピント・IPDを調整することができる点はVRビューワーとしては珍しく、すぐれている点でしょう。
持ち運び用の袋がついているため、レンズを傷つけることなく携帯できる点もポイントです。

BASEUS VRの気になる点

本ビューワーはレンズの調整不足だと感じました。

VRゴーグルやVRビューワーでは、樽型に歪ませたVR表示状態のスマートフォンのスクリーンを、レンズを通して覗き込むことで拡大します。

しかし、画像の赤い斜線で示した部分が見えてしまうと、そこにはアプリケーションの映像が映し出されていないため、没入感の妨げとなります。

レンズの性能自体はよく、視野角は広いのですが、調整不足によって映してはいけない部分が映っていたため、VRビューワー自体の性能としては没入感を削いでいました。

また、ビューワーのレンズ横についた板も、光が入ることが前提となっているVRビューワーの中では、視野にうつると不自然に感じるため、レンズ横だけでなく上下にも板が必要だと感じました。

Baseus VRの総評

本ビューワーは、VRゴーグル・VRビューワーともに重要なレンズがおろそかになっています。そのため、満足なVR体験を本ビューワーを通して体験することは難しいでしょう。

デバイス名

Baseus VR

メーカー

Shenzhen Times Innnovation Technology Co.,Ltd.

価格

1,099円 (3月18日現在 Amazon)

視野角

不明

IPD調整

眼鏡の使用

対応スマホ

4~6インチのスマートフォン

良い点

持ち運びしやすい

悪い点

レンズが調整不足で没入できない

この記事を書いた人

  • 文学部一年生というVRからはほど遠そうな環境なのにVRに興味を持っている人。Rift、Vive、PSVRの御三家がとうとう揃いました。

    Twitter:@takawitomoki

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