スマートフォンメーカーのZTEは、同社の展開するスマートフォン「Axon 7」に、Android 7.0 (通称ヌガー)とGoogleのVRプラットフォーム「Daydream」への対応を追加したアップデートを発表しました。
グーグルはDaydream対応デバイスとしてサムスン、ファーウェイ、Alcatel、ASUS、HTC、LG、Xiaomi、ZTEなどと提携していますが、2016年11月のDaydreamローンチ以来、グーグルによるスマートフォン「Pixel」とモトローラのMoto Zシリーズが主にDaydream向けに使用されています。2017年1月にグーグルはPixelに加え、ASUS、ZTE、ファーウェイの4機種が対応することが明らかとなっていました。
ZTE USAのリキシン・チェン会長はこう述べています。
「Axon 7へのAndroid7.0の提供により、このデバイスを購入する消費者に、より高い価値を提供します。 またGoogle Daydreamへの対応を行うことで、VR体験もできるようになりました」
Axon 7には、クアルコムのSnapdragon 820プロセッサ、5.5インチのクワッドHD AMOLEDディスプレイ、4GB RAM、20MP Hybrid ISリアカメラ、8MPフロントフェイスカメラ、デュアルハイファイ Dolby Atmosサラウンドを備えた高品質のスピーカー、およびデュアルSIMカードスロットが搭載されています。
日本で発売されているAxon 7に対してもこのアップデートが行われるかは不明です。
(参考)
ZTE Rolls Out Daydream Update for Axon 7
http://www.vrfocus.com/2017/02/zte-rolls-out-daydream-update-for-axon-7/
※Mogura VR は、VRFocusとパートナーシップを結んでいます。