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3Dモデル活用 2018.04.02

不動産情報サイトのアットホームが「VR内見」導入

VRコンテンツのプラットフォームを提供するナーブ株式会社は、不動産情報サービスのアットホーム株式会社と業務提携を行いました。今回の業務提携により、両社が共同開発した「VR内見・パノラマ」をアットホームの加盟店で利用できるようになります。

ナーブが展開するVRサービス「VR内見」は、物件を探している利用者が現場に行くことなく、不動産の店舗で物件の内見を行えるものです。視点が固定されている写真や動画ではなく、自分の目で室内を360度見回すことができることに加え、移動時間や費用を削減できるなどのメリットなどがあります。

実運用のフローと合わせた撮影システムを提供

アットホームに導入される「VR内見・パノラマ」は、撮影した画像を不動産業務総合支援サイト「ATBB(アットビービー)」に登録することで、全国の導入店舗で閲覧できます。

機材はリコー社の360度カメラ「THETA」と専用アプリを用いて行い、撮影したその場でネットワーク経由で送信できます。撮影した画像の明暗をバランスよく自動補正する機能も搭載しており、専門的な技術や知識を必要としません。今回の写真と間取り図との紐づけ操作も画面タップで完了するなど、感覚的な操作が可能です。

ナーブは今回導入するシステムに関し、上記のような仕組みや様々な機能により、従来型のシステムと比較して撮影効率が最大約40%向上するとしています。

(参考)ナーブ株式会社 プレスリリース

 

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