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テック 2016.02.25

アシックス、慶應義塾大学と共同研究した360度動画のリアルタイム送信、遠隔モニタリング技術を公開

スポーツ用品メーカーのアシックスは慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科との共同研究により、スポーツプレーヤーの行動や状況をリアルタイムにモニタリングできるシステムを開発しました。またこのシステムを使った実証実験が、2月28日(日)にアシックスストア東京で公開されます。

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今回発表されたシステムは、360度カメラ「RICHO THETA」を装着したスポーツプレーヤーが撮影した全天球動画をPCやスマートフォンにリアルタイムで送信することで、競技状況をモニタリングできるというもの。スポーツ用品メーカーでは初めて全天球動画のリアルタイム送信、遠隔モニタリングするシステムを構築しました。

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またアシックスはこのシステムを使い、リアルタイム送信された全天球動画をOculus RiftなどのVRヘッドセットで再生することにより、スポーツを疑似体験するといった活用も計画しています。将来的に、スポーツをするのが困難な人にもスポーツの感動や達成感を感じられるサービスの開発を目指すと発表しています。

●アシックスストア東京(東京・銀座)での実証実験の公開時間
『2016年2月28日(日)』
 1回目 9:00 – 9:40
 2回目 11:30 – 12:00
 3回目 13:30 – 14:00
※被験者はアシックス社関係者です。一般の方は体験できません。
※天候やその他の都合により、予告なく内容の変更または中止となる場合があります。

(参考)
ウェアラブルデバイスを用いた 新たなスポーツ体験のシステムを公開 – 株式会社アシックス プレスリリース
http://corp.asics.com/jp/press/article/2016-02-24


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