iOS向けのAR開発キットであるARKitを使って様々なアプリが試作されています。個人開発者のOsama Abdel-Karim氏は指でなぞってデジタルに絵を描くお絵かきツールを試す様子を投稿しました。
このアプリケーションは、ジェスチャー認識を使用して、ユーザーが紙や表などの表面上に描画できるデジタルフィンガーペイントアプリケーションです。
2Dの絵を描くだけでなく、ユーザーが完成した図面をつかんで上に引っ張って、3Dモデルを即座に作ることが可能となっています。開発者のOsama Abdel-Karim氏は、このアプリのを説明やARKitの説明、そしてアプリケーションのソースコードを自身のブログに公開しています。
ARとマッチングしているお絵かきアプリ
アップルは、今秋リリースが予定されているiOS11にAR機能の搭載を予定しています。このVRを機能を使ったアプリを作るための開発キットがARkitです。iPhone、iPadのカメラで現実を認識して、机の上に3Dモデルを表示することなどが可能です。現在は開発者向けに機能が公開されており、リリース前にアプリケーションを試すことができます。
ARKitを使ったお絵かきツールは以前、空中に3Dで絵を描くことができるアプリケーションが公開されていました。
今後もiPhoneを使って手軽にARで体験できるアプリのアイデアが数多く登場することが予想されます。
(参考)
This ARKit App Allows For Digital Finger Painting/UPLOADVR(英語)
https://uploadvr.com/arkit-app-allows-digital-finger-painting/