PCの機内持込禁止をARやVRデバイスで解決する試み

アメリカ・イギリスと中東との国際便では、爆弾への偽装を警戒してノートPCやタブレットなどの大型電子機器を機内に持ち込むことが禁止されています。一方で、HoloLensやGear VRといったAR/VRヘッドセットでブラウジング・作業を行う人も出てきました。

HoloLensで快適なブラウジング

MR開発者のSean Ong氏は、HoloLensとBluetoothマウス・キーボードを用いてPCのようなデスクトップ環境を構築した様子を投稿しています。

https://www.youtube.com/watch?v=N51NpZVB6Ts

Ong氏は、ドバイからシアトルへの14時間半のフライトを、オフィスソフトを使った作業時間に当てました。

ゲートのセキュリティでは、HoloLensは3Dオブジェクトを可視化できるスマートグラスであること、どのような種類の電池が入っているか、などの説明を行ったとのこと。実際に装着する様子を見せると、問題なく通過できたといいます。

Ong氏は、HoloLensはノートPCの代用としては設計されていないが、生産性の点ではスマートフォンなどに比べて優れていると語っています。

モバイルVRで手軽なインターネット

しかしHoloLensは開発版であり、また価格も高価であることから、一般的な乗客が使うヘッドセットとしては扱いづらい点があります。

それに対してスマートフォンを用いるGear VRやGoogle DaydreamのようなモバイルVRヘッドセットは、より手軽に扱いやすいデバイスと言えます。

Gear VR向けブラウザアプリのSamsung Internetでは、インターネット、メール、SNSなどのウェブベースアプリケーションを使って作業をすることができます。

オーストラリアの航空会社カンタス航空なども、Gear VRをファーストクラスの乗客に提供する試みを行いました。

他にも、退屈なフライト時間を過ごすオフラインエンターテインメントを楽しむためにも役立つでしょう。

https://www.youtube.com/watch?v=Mc_ftKvqe_U

(参考)
VR Scout / How VR and AR Headsets Can Help Avoid The In-Flight Laptop Ban(英語)
https://vrscout.com/news/ar-vr-headsets-avoid-the-laptop-ban/

Mogura VRは、VR Scoutとパートナーシップを結んでいます。

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この記事を書いた人

  • 力触覚を中心としたバーチャルリアリティを専攻する学生。幼少期から趣味でゲーム開発を行い、やがてVRにたどり着く。現在はコンテンツ開発やデバイス開発を勉強中。

    Twitter:@FoltTenor

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