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AR/MR 2018.04.15

注文前に実物を表示するARメニュー 人気バーガー店が導入目指す

人気ハンバーガーショップの「ベアバーガー」は、スマートフォンのAR機能を使ってハンバーガーの3Dオブジェクトを表示する「ARメニュー」という取り組みを始めました。現在は広告プロジェクトとして行なっていますが、将来的にはメニュー選びをこの機能を用いて支援し、顧客満足度を向上を目指します。

NY発の人気店

ベアバーガーは保存料不使用のバンズや、無農薬野菜など、食材に徹底的にこだわった「体にやさしく美味しいグルメバーガー」を提供しているレストランです。ニューヨークを中心としたアメリカ東海岸で、若い女性を大変な人気を誇っており、日本でも自由が丘と銀座に店舗を構えています。

ARを使った広告プロジェクト

同社は、バーチャルメニューを開発する Kabaq 社と提携し、ハンバーガーをスナップチャットのAR機能で表示するという試みを始めました。 この取り組みでは、スナップチャットのLens Studio機能を利用し、ハンバーガーの3Dオブジェクトをどこにでも表示することができます。撮影した映像を顧客がSNSを通じて拡散することで、従来の広告よりも費用対効果の高い広告効果が得られることを期待しています。

また米国では4月16日から22日の期間には、この機能を利用してくれた顧客に対して、抽選でハンバーガー、フライドポテト、シェイクをプレゼントするとのことです。日本にある店舗での実施に関しては言及がなく、実施されないと見られています。

将来的にはARメニュー導入も

広告キャンペーンの一環として行われた今回の企画ですが、同社は将来的には従来のメニューの代わりに、バーチャルメニューが店舗で活用することも視野に入れていることを明らかにしています。バーチャルメニューを使うことで、顧客のメニュー選びをサポートし、顧客満足度の向上が期待されるとのことです。これはレストランでの体験を大きく変えるかもしれません。

(参考)KabaqNext Reality


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