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活用事例 2017.08.07

銃を構えてARシューティング 中国企業が約5000万円を資金調達

中国のAR玩具ハードウエア・ソフトウエア開発会社のGeekplay Technologyは、300万元(約4,900万円)の資金調達を完了したと発表しました。今回調達した資金は、コンテンツ配信プラットフォームの構築、新たなゲームコンテンツの開発や海外市場における事業展開などに投入する予定です。

ARで楽しめるシューティングゲーム「AR Gun」

Geekplay社が開発の「AR Gun」は、スマホ搭載可能のおもちゃ銃を通じて、現実世界のどこでも楽しめるARシューティングゲームです。

ユーザーは、ゲーム専用アプリ『Geekplay™ AR Gun』がダウンロード済みのスマホを、同社販売のおもちゃのAR銃に接続するとプレイが開始できます。

同製品は、昨年10月から量産が開始し、2017年7月まで出荷量は20万台を超えています。GeekplayのCEOである羅躍氏は、「AR Gun」の70%は海外へ出荷しており、主に7〜16歳の子供向け販売していると述べました。

「AR Gun」プレイ動画

今後の展開

一般的なおもちゃメーカーと異なり、Geekplay社はハードウエアであるおもちゃ銃を生産するだけでなく、各ハードウエア対応のゲームコンテンツも提供しつづけます。

例えば、同社は「AR弓矢」、「電子ルービックキューブ」など他の形態のインテリジェントハードウエアを製造した上、これら製品に基づいた『Aircraft Shooter』、『The Walkers』、『Battle Tank』などシリーズゲームの開発を継続しています。

現在、同社のARゲームコンテンツ専用の配信プラットフォーム「GeekTown」が準備中とのことで、8月にリリースする予定です。Geekplay社によると、同プラットフォームではSDK(ソフトウェア開発キット)を公開し、より多くのハードウエア開発者とゲーム開発者の参加を受け付けています。

Geekplay公式サイト
http://www.geekplay.cc

(参考)
用AR手枪玩真人CS,Geekplay完成300万人民币天使轮融资
http://www.7tin.cn/news/94866.html

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