1つのアプリで複数対応 ARクロスプラットフォーム『8th Wall XR』

8th Wall社は、2017年8月28日、複数のスマートフォンARプラットフォーム向けにアプリをシームレスに開発できる8th Wall XRを発表しました。

8th Wall社はGoogleやFacebookで働いていたエンジニアが設立したスタートアップです。

現在、スマートフォンを使った複数のARプラットフォームが登場しつつあり、8th Wall XRは、こうした複数のプラットフォームをまたぐクロスプラットフォームを提供します。アップルは、iOS向けに2017年秋に実装されるAR機能の開発ツールARKitの提供を開始しています。一方、グーグルは専用のスマートフォンで利用できるAndroid向けのAR・MRフレームワークTangoを展開しています。(※)iOSのAR機能、Tangoとも異なるプラットフォームでARアプリを動かすことになります。8th Wall XRはARKitとTangoを共通して展開できるクロスプラットフォームを提供します。クロスプラットフォームによりARKitとTango間の最適化の手間をなくすことで、ARの開発と利用需要を増やす狙いがあります。

(編集注)2017年8月30日、Googleは一般的なAndroidスマホで作動するAR機能のプラットフォーム「ARCore」を発表しています。Tangoの今後の展開については不明となっていますがARCoreの発表により縮小するのではないかという推測も出ています。

すでに8th Wall XRはUnity開発者向けのプラットフォームと、iOSとAndroid向けのネイティヴライブラリを公開しています。将来的には他のプラットフォームにも対応していきたいと言及しています。

2017年8月30日、Googleが一般的なAndroidスマホで作動するAR機能のプラットフォーム「ARCore」を発表しました。GoogleはすでにTangoを発表していますが、ASUSのZenfone ARなど限られたスマホのみに対応しています。ARCoreのリリースでAndroidユーザーがARを楽しめる機会が増加すると考えられます。8th Wall XRがARCoreに対応するかにも注目です。

(参考)
Globe Newswire / Palo Alto startup 8th Wall launches cross-platform tools for Mobile AR  -(英語)
http://www.globenewswire.com/news-release/2017/08/28/1101257/0/en/Palo-Alto-startup-8th-Wall-launches-cross-platform-tools-for-Mobile-AR.html

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