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テック 2017.05.19

Androidの新機能「Google Lens」カメラ越しに画像認識して詳細情報表示

「カメラをかざすと対象物の情報が瞬時に表示される」
これまで取り組まれてはきたもののなかなか一般化することはなかった機能にグーグルが乗り出します。

グーグルは、スマートフォンのカメラを通して花やレストランなどの外部情報を表示するAR機能「Goolge Lens」を発表しました。

ARアプリ「Google Lens」とは

今回の発表はグーグルの開発者イベントGoogle I/Oで発表となったもの。グーグルのCEOサンダー・ピチャイ氏はAR(拡張現実)機能「Google Lens」を発表しました。

「Google Lens」はカメラの中に映るモノを認識し、それが何かを認識し、関連した情報を表示してくれる機能です。

例えば、使用者が花にカメラを向けると、花の種類が画面に表示されたり、レストランの店名や評価なども知ることができます。カメラだけでなく「Photo」アプリでも同様に撮影された写真を分析して様々な情報を表示します。


Google Lensを使った一例  Wi-Fiを読み取り自動的に接続する

 


店の写真を撮ると、GPS情報と看板などの情報から店を特定

 

今回のイベントで発表されたAndroidの次世代版Android O(開発コードネーム)での採用が有力と考えられますが、現在のところリリース時は明らかにされていません。

Google I/O 2017では他にも、ARプラットフォームを使って屋内空間を把握しリアルタイムにガイドを表示する「VPS」や教育用ツールGoogle ExpeditionsのARモードも紹介されました。

今後もグーグルがどのようなVR/AR技術を開発していくのか期待が高まります。

(参考)
Google I/O: The New Google Lens Shows AR Potential
https://uploadvr.com/new-google-lens-shows-some-ar-potential/ (英語)


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