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学校教育 2018.02.09

VR・ARエンジニア育成課程 専門学校が新設

アミューズメントメディア総合学院(AMG)は、2019年4月より、ゲームプログラマー学科に新たな専攻として「VR・AR専攻」を開設します。こちらの専攻は、VR・ARコンテンツを開発できるプログラマーの育成を目的としています。

AMGは、ゲーム業界、イラスト業界、アニメ業界、出版業界、声優業界など、計8学科を有する総合学院です。同校は「産学共同・現場実践教育」に取り組んでおり、ゲームなどのコンテンツ制作などの環境設備をAMGグループとして携えることで、在校生・卒業生への支援を行っています。

VRに関しては、VRゲームやスマートフォンアプリなどを開発する機関「AMG GAMES」を設置することにより、その技術や環境を教育にも活用しています。AMG GAMESの制作したVRリズムアクション『Airtone』やVRパズルアクション『Alice Mystery Garden』の開発などに卒業生が関わっています。

また、AMGはゲーム制作エンジン「Unreal Engine 4」の産学共同のゲーム開発プロジェクト「アンリアルチャレンジ」において、教育機関向けUnreal Dev Grantsを受賞しています。

2019年4月より開設される「VR・AR専攻」は、ゲームプログラミングの基礎を軸にVR・ AR技術を学び、ゲームを中心としたコンテンツを開発できるエンジニアの育成を行います。

VR・AR専攻の主なカリキュラムの一部は以下のとおりです。

・VRハードウェア概論
なぜ立体的に見えるのか。位置トラッキングの仕組みなど、VRのハードウェアについて学習。

・VRユーザーインターフェース
VR空間内での移動方法や視野の設定、VR酔い対策など、VRにおけるUI/UXについて学習。

・VRゲームデザイン論
主観的な体感となるVRゲームにとって重要な没入感やプレゼンス(存在感)の高め方などVRならではのゲームデザインを学習。

・VR最適化論
VRコンテンツでは90fps(画面を1秒間に90回更新)を超える処理速度が求められる。これに対応する効率化や最適化の手法を学習。

・AR技術概論
現実世界の情報にCGを重ね合わせる仕組みとして、画像認識や空間認識、GPS位置情報、ARマーカーなどを利用するAR技術について学習。

(参考)
コンテンツは今【観る】から【体験する】時代へ!次世代のプログラマーの育成を。VR・AR専攻を開設。 / PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000025577.html


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