アマゾン森林破壊の現状をVRで伝える

環境問題に取り組むNGOコンサベーション・インターナショナルと、VR映像制作会社のJAUNTは共同で、アマゾンの密林を体験できる360度映像『Under the Canopy』を制作しました。多くの人が体験できないようなアマゾンの先住民の生活から、アマゾンが直面している森林伐採や地球温暖化などの問題を焦点に当てた作品となります。

ガイドを務めるKamanja Panashekung氏に連れられ、森を歩くとナマケモノやヘビなどの奇妙な動物を見ることができます。アマゾンは言わずと知れた生命の宝庫です。


木の幹から水を採取したりなど、先住民ならではの生活が360度映像で記録されています。彼らは、食べ物から薬までを森の物を使って生きています。こうした生活の中で、気温が高くなってきていること。野生動物が減っていることを実感しているといいます。

これはアマゾンにある遺跡。「昔ながらの生活を守っていきたい。」とKamanja氏


この地域では違法な鉱山業や石油採掘が行われているため、森が荒廃しました。安心して水も飲めないような状況とのこと。二酸化炭素を吸収する森林が破壊されることは、ローカルレベルだけでなくグローバルに影響を及ぼします。

この映像はサンダンス映画祭で上映されたもの。カメラを取り付けたドローンやVR撮影システムのJAUNT ONEなどを使用し、ベテランの映像制作クリエイターが新技術を開発しながら制作しました。「熱帯雨林の保全をすることの重要性を示すだけでなく、遠く離れた視聴者にスリリングな体験をしてもらいたい。」と監督を務めたPatrick Meegan氏は語ります。ぜひ、視聴してみてはいかがでしょうか。

最先端の360度映像制作現場を記録したメイキング映像も必見です。

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この記事を書いた人

  • 先端技術好きなデザイナー。VRでは、MVコンセプトアート制作や360度カメラを使用した企画に関わる。多摩美術大中退、CI開発から書籍装丁等の様々なデザイン業務に従事。 THETA LOVERだゾ。

    Twitter:@sayamecci

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