2017年10月14日、PC向けMRヘッドセットの「Acer MRヘッドセット AH101」が販売開始されました。
「Acer MRヘッドセット」は、米Microsoft社のWindows Mixed Reality規格に向けてAcer社が開発したMRヘッドセットです。Windows MRヘッドセットはWindows 10に標準で対応し、Oculus RiftやHTC Viveでは必要だった外部センサーが不要な点などが特長です。
Windows Mixed Realityについての詳細はこちら。
今回は、「Acer MRヘッドセット AH101」を開封した様子をレポートしていきます。
開封
こちらがAcer MRヘッドセットの箱の外装です。ヘッドセットをイメージしたデザインが印刷されています。
外装を開けるとヘッドセットとハンドコントローラーがそれぞれ別の箱に別れて入っています。
ヘッドセットの箱にはヘッドセット本体と各種マニュアルが入っています。
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ヘッドバンド本体を前後から写した様子です。
ハンドコントローラーの箱にはハンドコントローラ本体が2つと箱の底に乾電池が入っています。
内容物を全て出した状態です。ヘッドセット本体、ハンドコントローラー左右2つ、電池2つ、ヘッドセットとハンドコントローラーのマニュアルの計7点になります。
開発者版との比較
開発者版では簡易型だったヘッドバンドがダイヤル式になっていたり、イヤホンジャックが本体側ではなく専用のケーブル方式にといった変更点があります。
AH101の特徴
AH101の本体重量は440gとHTC ViveやOculus Rift CV1の約470g、PlayStation VR(PSVR)の約610gと比較すると30g~170gほど軽く使用時に楽に装着することができます。また、WindowsMRに限らずVRヘッドセットは本体色が黒色の物が多いですが、AH101では本体色が青色という特徴もあります。
MRヘッドセットの設定方法やホームアプリの操作方法などは別途レポートしていきます。
スペック
ヘッドセット本体の仕様は以下の通りになっています。
視野角(FOV) |
95°(プレネルレンズ) |
ディスプレイサイズ |
2.89インチ×2 |
解像度 |
2880×1440(片目1440×1440) |
リフレッシュレート |
60Hz(HMDI1.4),90Hz(HMDI2.0) |
トラッキングセンサー |
ジャイロスコープ,加速度計, |
トラッキングカメラ |
フロント部×2 |
サウンド |
ビルドインオーディオ,マイクロフォンサポート |
重量 |
440g(ケーブル含まず) |