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活用事例 2017.10.11

総額56億円規模 アカツキ、AR/VR/MRへの投資ファンド設立

スマートフォン向けゲームアプリの開発などを手がける株式会社アカツキは、VR/AR/MR分野を投資対象としたファンド「Akatsuki Entertainment Technology Fund(AET Fund)」を設立しました。

本ファンドは、特にエンターテインメント領域におけるVR/AR/MRを対象としており、総額は最大5,000万米ドル(約56億円)の規模を予定しているとのことです。

AET Fundの投資対象は、さまざまなエンターテインメント領域(ゲーム、アニメ、映像、音楽、スポーツ、e-スポーツ、ライブエンターテインメント、テーマパークなど)において、AR/VR/MRやホログラム/スマートグラスなど、エンターテインメント体験を拡張・変革させる領域を予定しています。中でもAR分野を1つの大きな投資領域と定めているとのこと。

なおVR/ARを対象とした国内企業の投資ファンドとしては、コロプラが総額100億円規模のVR分野特化型ファンド「Colopl VR Fund」、グリーが北米向けにVR/AR分野へ投資を行う「GREE VR FUND」、GumiがシードステージのVR/AR/MRスタートアップへのインキュベーションを行う「Tokyo VR Startups」を立ち上げています。今回のアカツキも含め、いずれもスマートフォンゲームを柱とする企業がファンドを組成していることが特徴です。
また、日本政策投資銀行の100%子会社DBJキャピタル株式会社は、アメリカでVR/AR分野を専門とするVRファンドに出資を行っており、今後同分野への投資、事業支援を進めていくとしています。

(参考)
株式会社アカツキ プレスリリース
https://aktsk.jp/press/7371/

2017/10/11 12:00 記事内容を一部修正しました


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